メイ・リン(美玲/Mei Ling)は、メタルギアの正史シリーズに登場する人物で、主に画像処理や電子情報の収集・解析を専門とする技術者。 米軍関係者として多岐にわたり活躍する。 国籍は中国・広東省[注]であるが、アメリカ合衆国のチャイニーズタウンで生まれ育つ[注]。 マサチューセッツ工科大学(MIT)出身。 在学中にソリトン・レーダーと新世代の無線機システムを開発し、 また当時からすでに米軍のデータアナリストとして活躍している。卒業後は『米陸軍兵士システムセンター[注]』に勤務。 シャドーモセス島事件に関与したことから後に研究職の地位を失うが、 やがて若くして米海軍の保有する戦艦ミズーリ[注]の艦長に就任する。 母国の文化に興味があるため中国のことわざに詳しく、劇中で度々披露する。
名前 | メイ・リン (美玲/Mei Ling) |
性別 | 女性 |
国籍 | 中国 広東省 ( - 廣東省/英:Guangdong, China)[注] |
出身地 | アメリカ合衆国 チャイニーズタウン (Chinatown, U.S.A)[注] |
年齢 | 10代(2005年/MGS1)[注] |
身長 | 160cm(2005年/MGS1)[注] |
所属組織 | |
主な登場作品 | |
声優 | 桑島法子 |
声優 (英語版) | キム・マイ・ゲスト |
モーションキャプチャ | 菊地由美(MGS4) |
モデル | 中山忍[注] |
舞台は2005年。当時10代[注]で、MIT(マサチューセッツ工科大学)の現役女子大生。 本作で描かれる『シャドーモセス島事件』において 米・国防総省によるテロ鎮圧作戦に後方支援チームの一員として参加しており、 全編を通してプレイヤー=ソリッド・スネークの単独潜入ミッションをサポートする。 彼女はアラスカ・ベーリング海を潜航するオハイオ級原子力潜水艦『ディスカバリー』の中に構えられた作戦司令室より、 司令官であるロイ・キャンベルらとともに無線連絡によってスネークと交信。 メイ・リンは画像・データ処理の専門家であり、作戦には通信データ処理を担当するオペレーターとして参加している。 また潜入データの記録も彼女が担当し、ゲームのセーブを行う場合には彼女に無線連絡する(周波数140.96)。 本作でプレイヤーが使用するソリトン・レーダーと無線機システムも彼女が開発したものであり、 その使い方についても助言をくれる。
メイ・リンに無線連絡してセーブを行うと、彼女の母国である中国に伝わるさまざまなことわざを教えてくれる(詳しくは『中国のことわざ』の項目を参照)。 その際にはことわざになぞらえて自らの人生観を語ったり、ゲームプレイに向き合う姿勢について助言をくれる。 ちなみに、無線連絡をしておきながらセーブを行うかの選択で『いいえ』を選択する行為を繰り返していると彼女に文句を言われるのだが、 それでも続けていると彼女が舌を出して『あっかんべー』をするという隠し要素がある。
彼女は本作のシナリオにおいて重要な鍵を握ることはないのだが、 ゲーム中にプレイヤーの感情を揺さぶるような出来事が起こるとメイ・リンもまた感受性豊かな反応を見せ、 スネークの行動や考え方について賛同するだけでなく否定的な意見も述べて討論するなど、 ゲームの世界観に対するプレイヤーの思慮の幅を広げるような役割を持っている。 何より、裏表のなさそうな明るい言動でスネークとは終始フレンドリーに会話をしており、 プレイヤーの緊張を和らげる癒やし要素でもある。 また、二転三転するシナリオの中で仲間内でも度々スパイ疑惑などが飛び出すが、 一貫して彼女は隠し事などもなくプレイヤーの味方であり、度々プレイヤーを鼓舞するような発言もしてくれる。 また、スネークを含め仲間たちの身を案じる優しい一面も度々見せる。
物語の序盤であるタンカー編にて、会話の中で彼女の名前が挙がる。 舞台は2007年。プレイヤーキャラクターであるソリッド・スネークとハル・エメリッヒ(=オタコン)の話により、 メイ・リンは当時『米陸軍兵士システムセンター[注]』に所属し、軍関係者となっていることが明かされる。 またスネークらによる組織『フィランソロピー』の活動を支援するため 『NATICK(ナティック)[注]の新兵器』の横流しを行っていることも語られる。 非合法な行為であるため、スネークはバレる前に手を引くよう伝えてくれとオタコンに頼んでいる。
また同じくタンカー編にて、音声のみであるが本人が登場する隠しイベントがある。 タンカー編の間、セーブ用の回線(周波数140.96)に無線連絡をしてゲームのセーブを行うと オタコンが前作のメイ・リンのように中国のことわざを教えてくれるのだが、 こまめにセーブを繰り返してこの会話を聴いていくと、13回目の会話でメイ・リンが登場する。 オタコンによることわざの解説は終始いい加減であり、メイ・リンはそれにしびれを切らして乱入してくる。 彼女によるとオタコンのことわざ解説はメイ・リンが作ってあげた”メモ”を参考にしていたらしいのだが、 何やらそのメモがぞんざいな扱いを受けていたらしく大激怒(オタコンは7回目の会話の際にメモを紛失したかのような発言をしている)。 彼女に『話し合いましょうか。みっちりと』と冷たく言い放たれたオタコンは恐怖し、無線が終了する。 その後、オタコンによると怒って回線を切られてしまったらしい。 ちなみに先述の無線が終了する前、スネークに対しては優しく、オタコンが最後に紹介したことわざの正しい意味を教えてくれる。 本作で紹介されることわざは『中国のことわざ』の項目を参照。
舞台は2014年で、当時20代[注]。ACT2『Solid Sun』序盤、プレイヤー=オールド・スネークとハル・エメリッヒ(=オタコン)との会話において初めて名前が登場。 本作では名前が”美玲”と漢字表記になっている。 オタコンの話により、当時メイ・リンは米海軍に所属し、大戦中の戦艦ミズーリ[注]の艦長を務めていることが明かされる。 ミズーリはすでに退役し仮想訓練艦として使用されており[注]、彼女の職はいわば”閑職”であるのだが(詳しくは『経歴』の項目を参照)、 本作でも彼女からはネガティブな印象を受けず、生き生きと活動している様子を見ることができる。 MGS2の頃から引き続き、世間的には犯罪者となっているスネークらの活動にも協力している。
ACT4『Twin Suns(双子の太陽)』のブリーフィングで初めて姿を現す。 MGS1の頃に比べるとだいぶ大人っぽい外見になっているのが分かる。 ACT3『Third Sun(第三の太陽)』において米軍の武器・兵器をID管理するシステム『サンズ・オブ・ザ・パトリオット(SOP)』が PMCによる武装蜂起を企てるリキッド・オセロットに乗っ取られたことを受け、 SOP導入以前に引退したためシステム管理下にない戦艦ミズーリを指揮して、メイ・リンはスネークらの作戦に協力する。 彼女の調査によってリキッドがメタルギアREXのレールガンを求めてシャドーモセス島に向かっていることが判明すると、 スネークと彼の仲間である雷電が現地へと潜入。 ACT4の終盤、リキッドの指揮する巨大戦艦『アウターヘイブン』に襲われ スネークと雷電が危機に瀕した際に、 メイ・リンの指揮するミズーリが姿を現しアウターヘイブンへの砲撃が行われた。 その際にはメイ・リンによる『撃て(てぇ)!』という砲撃指示を聞くことができる。
そしてACT5『Old Sun(老雄の太陽)』にて、ミズーリを作戦の拠点としてスネーク達はアウターヘイブンへの突入ミッションに挑むこととなる。 ブリーフィングにおいては、ミズーリ艦内においてメイ・リンが仲間たちに向けて作戦の詳細について説明を行っている。 作戦が開始されると、突入部隊であるスネーク達を援護する形で、 ミズーリによるアウターヘイブンとの砲撃戦を指揮する。 もともと訓練艦の艦長であったことから今回が初めての実戦となるが、彼女は物怖じすることもなく戦いに身を投じ、勇ましい様子を見せる。 また、部下を鼓舞して勇気づける頼もしい姿も見られる[注]。 ミズーリはリキッドの率いる兵士たちや二足歩行機メタルギアRAYの襲撃も受けるが、 スネーク達がミッションを達成するまで持ちこたえ、メイ・リンは無傷で生還することとなる。
Epilogue『Naked Sin(裸の罪)』においては、メリル・シルバーバーグとジョニーの結婚式に参列。 冒頭では、花嫁姿を整えるメリルをメイ・リンが世話している様子が見られる。 その際、長く確執を持っていたメリルとロイ・キャンベルの親子が打ち解けるシーンが描かれるが、 それを見たメイ・リンは感動して涙を流している。 式においては、メリルはブーケ・トスの際にメイ・リンがブーケをキャッチできるように投げるのだが、 横から乱入したドレビンの相棒である猿(リトル・グレイ)に奪われてしまう。 その後は、式場で仲間たちとダンスやお酒を楽しんでいた。サニーとも交流している様子が見られる。 ちなみに明確なセリフとしては、式に姿を見せないスネークの身を案じた、『スネークはまだ?』という オタコンに向けた問いかけが最後のセリフとなった。
アメリカ合衆国のチャイニーズタウンにて生まれ育つ[注]。 成人してからも米国内で過ごしているが、中国・広東省の国籍を有する[注]。 年齢は2005年時点で10代であり[注]、当時マサチューセッツ工科大学(MIT)に在学している。 大学では空撮や画像処理、人工衛星による電子情報収集(ELINT)、通信諜報(SIGINT)といった分野を専攻し、 キャンパスライフの傍らではフォートミードのNRO(国際偵察局)、ENPIC(国際写真解析センター)の活動に参加している[注]。 彼女はカーネギーメロン大学(CMU)とプリンストン大学を引き合いに出しつつ、自分がMITを選んだ理由を『実践工学が盛んだから』と語っている。 理論研究だけでなく実際に動くものを作りたかったと話しており、 実際、彼女はMIT在学中にソリトン・レーダーと新世代の無線機システムを開発している。
彼女は在学中から軍への関わりを持っていた。 それはもともと戦闘機のパイロットに憧れていたことがきっかけであったのだが、 適正を認められずに断念(詳細は『パイロットの夢』の項目を参照)。 結果的に軍のデータアナリストという道を歩むことになる。 2005年(MGS1)に『シャドーモセス島事件』が発生した際には、 まだ学生ながら国防総省のテロ鎮圧作戦にデータ処理を担当するオペレーターとして招集され活躍しており、 すでに卒業後も軍関係の仕事に就くという進路が確立していたものと思われる。 だが、同事件への関与が後の不運を招いてしまうことになる。
MIT卒業後、2007年(MGS2)時点で『米陸軍兵士システムセンター』に勤務しており、 同施設内の研究機関『NSC(Natick Soldier Center)』にて軍用装備品の研究開発に従事している[注]。 ちなみに当時、シャドーモセス島事件で知り合ったソリッド・スネークとハル・エメリッヒ(=オタコン)による NGO団体『フィランソロピー』の反メタルギア活動に密かに協力している。
2014年(MGS4)時点では海軍に所属し、戦艦ミズーリ[注]の艦長に就任している。 だがミズーリはとうの昔に退役した戦艦であり、当時はアナログ艦によるシーマンシップ[注]の涵養を目的とした仮想訓練艦として使われていた。 つまり、彼女の職はいわば軍における”閑職”であった。 彼女がかつて関わったシャドーモセス島事件は、 米政府(愛国者達)への反乱因子(リキッド・スネーク、ソリダス・スネーク)の陰謀によって引き起こされた事件であり、 政府による隠密計画(メタルギアREX開発)を明るみに出してしまうという結果も招いたことから、 米政府(愛国者達)にとって口外されてはいけないタブーとして扱われるようになっていた。 それが原因で、ロイ・キャンベルによれば同事件の詳細について知っている人間は職や地位を失うか、閑職に飛ばされたのだという。 メイ・リンもその一人であり、2009年以降に研究者の地位を追われたのだった[注]。 だが閑職だとしても、彼女ほどの若さで艦長に就任するというのは異例の出世である。 オタコンによると、メイ・リンは初老の提督に気に入られたことで大出世した噂があるらしい。 詳細は不明だが『彼女はもともと年上好み』とも語られており、その人間関係が暗示されている[注]。
同年、愛国者達のシステムを掌握することで武装蜂起を企てるリキッド・オセロットの計画を阻止するため 世界を転戦したスネークとオタコンの活動を支援。 戦艦ミズーリを指揮し、リキッドの率いる巨大戦艦『アウターヘイブン』との海上戦にも参加した。 その結果、間接的にではあるが、リボルバー・オセロットが画策した愛国者達抹消計画の達成に貢献することとなった。
その後の経歴については作中で語られていない。
彼女はMGS1にて、かつてはデータアナリストではなく戦闘機のパイロットになりたいという夢を持っていたことを語っている。 その理由は、映画を観て憧れたかららしい。 だが視力が低かったためパイロットの適正テストに合格しなかったことが明かされる(コンタクトレンズを使用しているらしく、劇中でメガネをかけているシーンはない)。 これについて、戦闘機が音速の何倍ものスピードで飛行するのが当たり前の時代に視力で適正を判定されることに異論を唱え、 レーダーなどといった肉眼に代わる『電子の目』に関する技術開発に参加したのもこれがきっかけの一つであったとされる。 だが、彼女はそもそも戦闘機で人を殺すことには抵抗があったため、 米・空軍による破壊した攻撃目標を確認する作戦『爆撃効果判定(BDA)』に関わる仕事を探していた。 その中で、もともと大学で専攻していた空撮や電子情報収集の技能を活かして軍の仕事に関わるが、 あとからBDA専用のパイロットという職は存在しないことを知る。 彼女曰く、こういった経緯で軍に関わっているうちに、気づいたら画像・データ処理のエキスパートになっていたという。
上記の経歴について、後の公式資料で異なる内容が提示されている[注]。 それは、彼女がMIT在学中、士官候補生になるべくROTC(予備役将校訓練隊)プログラム[注]を受講するが、士官としての素質、気質に恵まれずに断念したという経歴である。 現実のアメリカ空軍においてはメガネなどで視力を矯正しながら活躍するパイロットも存在するため、 設定変更という形で整合性を取った可能性が高い。
メイ・リンは母国である中国の文化について熱心に勉強しており、 MGS1ではゲームのセーブを行った際、 プレイヤー=ソリッド・スネークに対して中国に伝わる様々な”ことわざ”になぞらえてミッションのアドバイスを行った(格言や詞も含む)。 以下にそのことわざと、あわせてそれが示す意味について記す。
以下は独房に捕まっている時のみ。
以下は風邪をひいている時のみ。
以下はタバコを吸っている時のみ(ナオミに注意された後)。
以下はハル・エメリッヒ(=オタコン)救出後。 その際、科学に対する自分の向き合い方を語った上で、 戦争の道具を生み出してしまう科学者の立場を憂うような発言をしている。
ハインドD撃墜後には以下の詞を紹介する。 発言後、慌てて深い意味はないと付け加えて意図を語らず、 スネークに対して好意を抱いていることを匂わせる。
サイコ・マンティス、もしくはバルカン・レイブンが死亡したイベントの直後にセーブすると、 以下のことわざをもって、その人物が言い遺した言葉は信用するに値するのではないかと助言した(いずれかの場合で一度だけ)。
スナイパー・ウルフ、もしくはグレイ・フォックスが死亡したイベントの直後にセーブすると、 以下のことわざで示される考え方に自らも共感すると話し、暗に死亡した人物の人生観に賛同できない意志を示した(いずれかの場合で一度だけ)。
MGS2では彼女に代わってオタコンがスネークにことわざを披露するのだが、 それらはメイ・リンが作成した”メモ”を参考にしているらしいのでここで紹介する。 登場することわざは13個だが、そのうち8つはMGS1でも紹介されたものであり、初出は以下の5つ。 オタコンの説明はだいぶ間違っているのだが、ここには正しい意味を記載。
また、メイ・リンはMGS4のデモシーンにおいても2度、ことわざを披露する(いずれもMGS1で披露したもの)。 一度目はACT4『Twin Suns』開始前のブリーフィングにおける初登場時。ことわざは『天に順う者は存し、天に逆らう者は亡ぶ』。 二度目はACT5『Old Sun』開始前のブリーフィングにて。 彼女たちが挑むアウターヘイブン突入ミッションはただでさえ危険なミッションである上、 自分たちに味方しているのか確信が持てないナオミ・ハンターの遺言に基づくものであった。 仲間たちの重苦しい空気に耐えかねてメリル・シルバーバーグが『気休めでもいい、何かいい話はないの?』と発言すると、 メイ・リンはそれに答えるように『鳥の将に死なんとするや、其の鳴くや哀し。人の将に死なんとするや、其の言うや喜し』を披露。 恐らくナオミを信じる意志を示したのだと思われるが、 後ろ向きな捉え方ができなくもない使い時であったためか、仲間たちは依然として暗い顔のままであった。 ちなみに、この時のメイ・リンの発言はアウターヘイブン内でのミッション中もフラッシュバックする。
MGS1の無線にて、『私、格闘ゲーム、好きなの』と発言している。
その際、同作でオペレーターとして軍の作戦に参加する中で、 遠隔から他人の殺し合いを傍聴することが格闘ゲームのように現実感を欠いたものに感じてしまっているという心境を明かしている。
1998年から1999年にかけて、ラジオ番組『CLUB db』内でメタルギアソリッドのラジオドラマが放送され、その中に”桑島法子”氏扮するメイ・リンも登場。 後にCD化して発売している。MGS1とはストーリー的な繋がりは持たないが、 登場人物のキャラクター像は同作から引き継がれている。
詳しい解説は今後作成予定。
プレイヤー=ソリッド・スネークによる武装要塞『ガルエード』への単独潜入作戦において、 無線連絡による後方サポートチームの1人として参加している。 本作においても、MITの現役女子学生、新型レーダーと無線機システムの開発者、ゲームのセーブを担当(周波数140.96)と、 MGS1における人物像が踏襲されている。容貌や性格も似通っている。 年齢が10代、国籍が中国、身長が160cmという点も同じである[注]。
本作でセーブした際は、MGS1のような中国のことわざだけではなく、 さまざまな国の思想家、哲学者、科学者などといった偉人の格言を教えてくれる。 彼女曰く、学校においては色々な講義を受けて専門分野以外の幅広い知識も持ったエンジニアになれるよう努めているという。 彼女が口にする人物の名前は大半が実在の人物であるが、 唯一架空の人物である”コペルソーン博士”という人物の言葉を教えようとしたときに限って、 毎回スネークの問いかけに遮られて最後まで1つも紹介できない。 ちなみに、コペルソーンは後にMGA2に登場する人物である。
収録されている短編ストーリーの一つ『External Gazer』にメイ・リンが登場する。 彼女とオタコンは新聞に掲載された謎の巨大怪獣に興奮し、 それを捕獲するミッションをスネークに無茶振りするというコミカルな内容になっている。 ちなみにこの世界ではフィランソロピーの資金繰りが厳しいらしく、 メイ・リンは『今月の家賃も危ない』と嘆いている。
さらにこのシナリオでは”平行世界”との関わりというSF色が強い展開も描かれ、 その平行世界側に存在する別のメイ・リンは事件の黒幕であるソリダス・スネークの婚約者(フィアンセ)となっている。
ゲーム中に使用するカードの一つとして、 MGS1より『メイリン』が登場。
ゲーム中に使用するカードの一つとしてMGS1より『メイリン』が登場。 性能の異なる『メイリン+』のカードもある。
本作にはクリア特典として『生還記念写真撮影会』というモードが搭載されており、 リアルタイムポリゴンで動くナオミ・ハンターとメイ・リンを写真撮影することができる。 メイ・リンを撮影できるようになるには最高難易度『EXTREME』をクリアする必要がある。 また彼女に近づける距離はクリアの際の称号によって変化し、 一番取得が難しい『BIGBOSS』の称号によって最短距離まで近づける。
PS1のゲームであるが、本モードにおけるナオミとメイ・リンは 高精細なグラフィックによって描かれている(PS2レベルとはいかないが)。 撮影中、メイ・リンは様々なポーズや表情を見せてくれる。
本作はMGS2に登場する設定資料等を閲覧できるソフトとなっているが、 キャラクターの3Dモデルや設定画を閲覧できる『Characters』モードにおいて、 本編では姿が登場していないメイ・リンの3DCGを閲覧することができる。 ただし、MGS2に登場する他のキャラクター達ほど高精細には作成されていない。 インテグラルの生還記念写真撮影会で登場したグラフィックに近い。
MGS4に収録されたオンライン対戦モード(通称”MGO2”)にて、 同作から”美玲(メイ・リン)”がユニークキャラクターとして参戦。 使用できるプライマリ武器は、戦艦ミズーリの砲撃のみとなる。 砲撃の際にはMGS4本編同様、『撃て(てぇ)!』という砲撃指示を披露する。 他にも、敬礼ボタンでキュートなポーズを取り周囲の兵士を魅了する、 敵を倒した際に『天に従うものは存し、天に逆らうものは滅ぶ』ということわざをつぶやくなどの特徴を持つ。 また、CQCが使用できないというデメリットもある(使おうとすると転んで四つん這いになる)。
本サービスは2012年6月13日をもって終了している。
本作はGREEから配信された、カードバトルをメインとしたスマートフォン(iPhone、Android端末)向けのソーシャルゲームであるが、 ユーザーのゲームプレイを導くナビゲーションキャラクターとしてMGS4の美玲(メイ・リン)が登場している。
本サービスは2013年12月13日をもって終了している。
本作にプレイヤーキャラクターとして参戦しているスネークを使用した際、 ステージ『シャドーモセス島』で『スマッシュアピール』を行うとMGS1のような無線画面で 対戦相手のキャラクターに関する会話を聴くことができるのだが、 その通信相手の一人としてメイ・リンも登場している。 会話はフルボイスで収録されており、桑島法子氏による演技を聴くことができる。 顔のグラフィックについてはMGS1のものが流用されている (スネークだけは新規グラフィック)。 登場する全キャラクターに対して会話が用意されているが、 メイ・リンが登場するのは 『ピーチ』、『シーク』、『トゥーンリンク』、『ゼロスーツサムス』、『アイスクライマー』、『メタナイト』、『キャプテン・オリマー』、『ピカチュウ』、『ルカリオ』、『マルス』、『リュカ』の 11キャラクターに関する会話である。
また、一部キャラクターの会話において、MGS1のように中国のことわざを教えてくれる。 登場する格言は以下の4つ。
また、メイ・リンとの会話でスネークが以下のことわざを口にする場面もある。
キャラクターデザインを担当した新川洋司氏がMGS1発売当時のインタビューにおいて、 女優、歌手、アイドルとして活躍する中山忍氏がキャラクターのモデルだと明かしている。 ちなみに同インタビューで新川氏は中山氏がタイプの女性であると話しており、 またメイ・リンは『キャピキャピ女子大生』という設定であることからそのイメージにピッタリだったとも語っている。
同インタビューはMGS1の旧公式サイトに掲載されていたが、 2019年11月現在、サイトはリニューアルされ同ページは削除されている。 だがWebアーカイブ(Wayback Machine/2006年5月16日時点)にて閲覧が可能である。
MGS1本編にて中国の広東省国籍であると本人が発言。 同作の公式サイト(2019-10-22 現在)にも記載。
ちなみに中国は二重国籍を認めていないため、メイ・リンはアメリカ合衆国の国籍は持っていないと思われる。 だがPS3ソフト『METAL GEAR SOLID 4 DATABASE』においては 『中国系アメリカ人』という記述がある。
MGS1の公式サイト(2019-10-22 現在)より、 2005年時点で10代であるため、1985年以降の生まれであると分かる。 当時大学生で、米国の大学であることから飛び級の可能性も十分考えられるが、 同作における容姿を見る限り1990年以前には生誕している可能性が高い。 さすがにMGS1時に10歳ということはないと思われるので、 MGS4の2014年時点ではすでに20代と考えて問題ないと思われる。
MGS2の2007年当時メイ・リンが勤務する『米陸軍兵士システムセンター』は、 アメリカ合衆国・マサチューセッツ州の都市”ナティック(Natick)”に存在する米軍の研究施設で、 主に野戦食(レーション)や防護装備、特殊ユニフォーム、飛行機からの物資投下システムなどといった軍用品を研究開発している。 同施設は複数の施設が内包された複合施設であり、 新紀元社より出版されているMGS2の『シナリオ・ブック』によると、 同作中にオタコンが発言した『NATICK(ナティック)』は 内包される施設のひとつである研究機関『Natick Soldier Center(NSC)』を指すとされる。 PS3ソフト『METAL GEAR SOLID 4 DATABASE』においても NSCが彼女の所属先であるという記述がある。 だが同ソフトでは、MGS2本編では施設名の略称のように記述されていた『SSCEN』が 『兵器開発システムセンター』の略称であり、それが彼女の所属先であるという記述も見られ、やや組織図が曖昧になっている。 ちなみに、Natickのカタカナ表記は『ネイティック』とされる場合もある。
ROTC(予備役将校訓練隊)は、主に大学で実施される軍の将校を養成するための教育課程のこと。 アメリカにおいては陸海空軍と海兵隊の将校の育成を目的として、州立大学、私立大学に設けられており、 修了者は卒業すると初級将校に任官する。
ちなみに、PS3ソフト『METAL GEAR SOLID 4 DATABASE』においては メイ・リンに関する記述で『ROTIC』と書かれているが、誤記であると思われる。
戦艦ミズーリ(USS Missouri)は、1940年代に建造され第二次世界大戦や朝鮮戦争で活躍した、実在するアメリカ海軍の戦艦である。 1945年9月、日本の連合国軍に対する降伏を示す調印式が東京湾に停泊するミズーリの艦上において行われ、太平洋戦争が正式に終結した。 このことから、ミズーリは第二次世界大戦の終焉を象徴する軍艦としても知られている。 一度1955年に退役するが、1984年に再就任し湾岸戦争にも参戦。 その後、1992年に再度退役した。
1996年にミズーリは米海軍から『戦艦ミズーリ保存協会(MMA)』という非営利団体に寄贈され、 1999年以降、ハワイ州オアフ島の真珠湾(パールハーバー)にて 『戦艦ミズーリ記念館』として艦自体を観光できる施設として係留されている。 2019年現在も観光が可能であり、日本語でのガイドツアーも開かれている。 詳細は公式サイト(『パールハーバー(オアフ島真珠湾)戦艦ミズーリ記念館』)を参照。
MGS4においては、 2014年時点でハワイとの観光用の契約がすでに切れており、 引き続き米海軍が保有、仮想訓練艦として使用されているというフィクションが織り交ぜられている。
シーマンシップ(Seamanship)は、簡単に言うと船乗りとして必要な能力のことであるが、 単純に船を操縦するための技術だけでなく、それを支える心構えや身のこなしなども含め、 海上生活における全般的な技能を指す言葉である。
PS3ソフト『METAL GEAR SOLID 4 DATABASE』においては 研究者の地位を失った後にアメリカ海軍将軍に”取り入って”ミズーリの艦長に就任したというような記述がある。
MGS4のACT5で 実戦への不安をメイ・リンに打ち明け彼女から鼓舞されるミズーリクルーの声は 同作の監督である小島秀夫氏が演じている。 同氏はシリーズに様々な形で登場しているが、本編でセリフの掛け合いを行ったのはメイ・リン(桑島法子氏)だけである(2019年現在)。