ザ・ドキュメント・オブ メタルギアソリッド2(THE DOCUMENT OF METAL GEAR SOLID 2)は、2002年にコナミから発売されたPlayStation 2用のソフトで、 『メタルギアソリッド2 サンズ・オブ・リバティ(2001年発売/以下、MGS2)』の”メイキング資料鑑賞用ソフト”。 MGS2のゲーム本編は含まれていないため注意。 主にMGS2のゲームを構成している様々なデータ(3Dモデルなど)や、 開発過程における資料などを閲覧することができる。 ゲームプレイモードとして、MGS2をベースにした 『VRトレーニング』もわずかだが収録されている。
タイトル | ザ・ドキュメント・オブ メタルギアソリッド2(THE DOCUMENT OF METAL GEAR SOLID 2) |
開発元 | コナミコンピュータエンタテインメントジャパン |
発売元 | コナミ |
ゲームデザイン | 小島秀夫(監督、プロデュース) |
脚本 |
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美術 | 新川洋司(キャラクター&メカニックデザイン) |
音楽 |
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ジャンル |
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プレイ人数 | 1人 |
プラットフォーム |
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発売日[注] |
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対象年齢 | CERO:C(15才以上対象)[注] |
前作 | メタルギアソリッド2 サンズ・オブ・リバティ(2001年) |
次作 | メタルギアソリッド2 サブスタンス(2002年) |
2002年にPlayStation 2専用として発売されたソフトで、 『メタルギアソリッド2 サンズ・オブ・リバティ(2001年発売/以下、MGS2)』の ”メイキング資料鑑賞用ソフト”。 同作のゲームを構成している様々なデータや開発資料を閲覧することができる。 コントローラー操作によって動的に閲覧することができるため、 公式には”インタラクティヴ・メイキング・ディスク”というジャンルが掲げられている。 MGS2のゲーム本編は未収録なので注意。 唯一、ゲームプレイモードとして『VRトレーニング』も5ステージのみ収録。
本作のメインコンテンツ(『MAKING』)。 『メタルギアソリッド2 サンズ・オブ・リバティ(2001年発売/以下、MGS2)』のゲームを構成している様々なデータや 開発過程における資料を閲覧することができる。 その他、開発途中で没になった未公開資料も多く収録されている。 3Dモデルに関しては自由に角度を変えたり、ライトの設定を変えながら鑑賞できる。
メニューは以下の通り。
唯一のゲームプレイモードとして、 MGS2のシステムで仮想空間でのミッションをこなす 『VR TRAINING(VR訓練)』が5ステージのみ収録されている。 『メタルギアソリッド(1998年発売)』に収録されていた同名コンテンツのMGS2版となる。 後にMGS2の拡張版として発売された『メタルギアソリッド2 サブスタンス(2002年発売/以下、サブスタンス)』における ゲームモード『VRミッション(名前が変わっている)』の先行体験版的なものになっている。 ただし、サブスタンスは全編英語音声だが、 本作におけるVRトレーニングは日本語音声となっている。
ちなみに、後に複数のプラットフォーム向けに発売した『メタルギアソリッド HDエディション(2011年発売)』における MGS2はサブスタンスをベースとしており、 それに収録された『VRミッション』は日本語音声化されている。
日本国内版のソフトのバリエーションを紹介する。
2021年現在、本作の単体版は再発売されていないが、 以下の作品に本作のディスクが同梱されている。 内容に変更はなし。
備考 | 2007年に発売した2種類のパッケージ(新装版)にのみ 『THE DOCUMENT OF METAL GEAR SOLID 2』のディスクが同梱されている。 |
日本版は、ソニーの商品紹介ページより(2021-01-17現在)。 北米版は、ゲーム情報サイト『IGN』の作品紹介ページより(2021-01-17現在)。
欧州版は『メタルギアソリッド2 サブスタンス(2002年発売)』に同梱される形で発売されたため、 そのPlayStation 2版の発売日を記載している。 出典は公式情報ではないが、海外の辞書サイト『Metal Gear Wiki』の 作品紹介ページより(2021-01-17現在)。
CEROによる審査が開始したのは2002年の10月のため、 それ以前に発売した本作のオリジナル版には認定はない。 記載しているものは、後に本作のゲームディスクが同梱された 『メタルギアソリッド2 サンズ・オブ・リバティ(2001年発売)』の新装版に対する認定である。