体内通信
2000年代のはじめ(ゼロ年代)に当時まだマサチューセッツ工科大学の現役女子大生であった
メイ・リンが開発した次世代の無線機システム。
かつてナオミ・ハンターが発明した
ナノマシン技術を利用したもので、心で思ったことがそのまま
音声データの波形となって相手の無線機に届くため声を出さないで会話できる。
受信側に至っても、耳小骨が直接振動して相手からのメッセージが聴こえるようになっているため、
他の人間に聴かれる心配がない。
また、無線通信には「バースト通信」と呼ばれる特殊な方式を採用しており、
妨害電波による影響が少ない。