レールガン

磁場を利用して弾丸を電磁誘導で加速、超高速で撃ちだす兵器。 弾丸を純粋に力によって射出するため原理的には物を投げるのと同じで、燃料を燃やす必要がない。 本格的に研究・開発が始まったのは1960年代であるが、構想は第一次世界大戦中にも存在していたらしい。 レールガンを実用化する上で最大の難点は、大量の電力を使用するため電源の確保が難しいということである。

メタルギアシリーズでは1970年代にはすでに戦車ほどの兵器に搭載できるサイズのレールガンが実用化されている。 レールガンが装備された兵器としてクリサリス、メタルギアZEKE、 メタルギアST-84／サヘラントロプス、メタルギアREXが挙げられる。 メタルギアREXに装備されたレールガンは大陸間を横断できるほどの威力を有しており、核弾頭射出の手段として用いられた。

また、メタルギアシリーズでは人間が携行できるサイズのレールガンも登場している。 原理的には大型のものと変わらず、電磁誘導によって弾丸を撃ちだす対人用の武器である（1発を発射する毎に充電時間が必要）。 ただし、通常の人間では固定しないと利用が難しいほどの大きさではある。 デッドセルのフォーチュンや ビューティー＆ビーストのクライング・ウルフが使用していた。