Top Page
ゼロから『世界中の力を管理する』という意志を受け継いだ 『J.D.(ジョン・ドゥ)』をはじめとする『愛国者達』のAIが生み出した、 戦争行為を管理・効率化するためのシステム。 『Sons Of the Patriots』の略称から”SOP(ソップ)”という通称で呼ばれる。 SOPの基本はナノマシン技術を利用したものであり、 兵士たちの体内で彼らの感情などといった精神状態を監視・制御したり、快楽物質を供給することで意図的にコンバットハイ状態を作り出すといった機能を持っている。 さらには世界中の銃火器にID登録を施し、その所有者として登録された人物のナノマシンが反応したときにしか それらを使用できないようなシステムも導入された。このシステムにより、兵士一人ひとりの行動や精神状態までをもリアルタイムに監視する戦場の制御が実現された。 これは愛国者達のAIが生み出した民間軍事請負企業(PMC)が台頭する『戦争経済』を 助長・普及させるためにも大きな効力を発揮した。 なお、このシステムの技術開発はATセキュリティ社によって行われた。
やがてSOPは2014年にリキッド・オセロットが発動した計画 『ガンズ・オブ・ザ・パトリオット』によって 愛国者達のAIともども消滅することになるが、 SOPによって抑制されていた痛みや罪悪感が一気に心にのしかかる、『SOP症候群』が問題となった。