ウェアウルフ(Werewolf)は、メタルギアの正史シリーズに登場する民間軍事請負企業(PMC)。 本社の所在地はアメリカ合衆国、ネバダ州[注]。 ”リキッド・オセロット”の統括するマザーカンパニー『アウターヘブン』の傘下にあり、 2010年代前半に”世界最大手5社”とされたPMCの一つ。 戦場管理システム『サンズ・オブ・ザ・パトリオット(SOP)』を採用している。 その社名は『人狼(じんろう)』を意味する[注]。
登場作品は『メタルギアソリッド4 ガンズ・オブ・ザ・パトリオット(2008年発売/以下、MGS4)』。 同作における2014年当時、その9年前に『シャドーモセス島事件』の舞台となった アラスカの孤島『シャドーモセス島』に存在する核兵器廃棄所 (実際にはアームズ・テックによるメタルギアREX開発基地として機能していた施設)の警備を担当している。 だが現地には人員が派遣されておらず、無人機のみによる警備が行われている。 MGS4のACT4『Twin Suns(双子の太陽)』にて プレイヤー(=オールド・スネーク)はシャドーモセス島を訪れることとなり、 同社の管理するアーヴィング(月光)やトライポッド(仔月光)と対峙する。 すでにシャドーモセス島の施設は米政府にとって”存在しないもの”として扱われているような施設であるが、 ウェアウルフ社が現地を警備している政治的な理由については不明。 単にリキッドがスネークらの行く手を阻むため 同社の兵力を私的に利用している可能性もある。
MGS4のオープニングでは同社の宣伝映像(CM)を観ることができる。 そこで語られているキャッチコピーは『Evolution reinvented.(蘇る 進化)』。
5大PMCの他の4社は以下の通り。