冷戦時代のソ連の軍人で、GRUの大佐。 典型的なソ連の共産主義者であり、様々な動乱の中で反共産主義者を大量に粛清した経歴を持つ。 経緯は不明だが、身体が1000万ボルトの電圧で帯電しており、放電による攻撃が可能。そのため西側では"サンダーボルト"の異名で呼ばれている。 元ボクシングのヘビー級世界チャンピオンで、非常に屈強な肉体を持つ。 極めて残虐的な性格の持ち主で、捕虜に対する拷問の際に特に情報を聞き出さずともただ殺しに至るのを楽しんでいる節がある。 ちなみに"バイセクシャル"であり、タチアナと愛人関係にあった際にライコフとも愛人関係であった。
彼は野心家であり、"ブレジネフ派"の中心人物として フルシチョフによる政権を覆そうとしていた。 第二次世界大戦終結の際に、賢者達の秘密資金賢者の遺産を手中に収めており、 それによって大要塞グロズニィグラードを建設、 大戦中の英雄ザ・ボス率いるコブラ部隊を味方につけ、 KGBでソコロフが開発していた核搭載戦車シャゴホッドを強奪することで 莫大な軍事力を手に入れ、自身が中心となってソ連による世界征服を実現させることを夢見た。 だが彼の身の回りには賢者の遺産を巡ってすでに多くのスパイが送り込まれており、 やがてCIAのスネークイーター作戦によって彼の野望は打ち砕かれることとなった。
1964年(スネークイーター作戦)での戦いを経て ヴォルギンは脳死体状態となるが、その特殊な体質ゆえか生命活動を続けており、 モスクワ近郊の研究施設に運ばれてソ連による様々な人体実験の被験体となる。 やがて彼は自身の野望を挫いたビッグボスへの復讐心のみで動く怪物”燃える男”となり CIAのスカルフェイスの計画に利用されることになる。