『メタルギアソリッド3 スネークイーター』の マップ付きストーリー攻略ガイドです。
本作MGS3には2023年7月現在、以下の8つのバージョンが存在しています(多すぎる……笑)。 ここでは概要だけ記すため、詳しい違いが知りたい方はそれぞれのリンク先を参照してください。
2004年発売。”PlayStation 2”専用。 ”3Dカメラ”には非対応で、MGS1、MGS2と同じく 固定の”俯瞰 (ふかん)カメラ”のみ。
2005年に発売した拡張版。同じくPS2専用。”3Dカメラ (3Dスティックによってカメラ位置を操作する機能)”をはじめとした 様々な新要素が追加された。
サブシスタンスからボーナスコンテンツを取り除いたバージョン。 同じくPS2専用。2007年以降に”廉価版パッケージ”という形で繰り返し発売された。
2011年に発売したHD移植版。本編は新装版と同じく サブシスタンス仕様 (ただし、一部”劣化点”あり)。 ”PlayStation 3”、”Xbox 360”に対応。
2012年に発売した、”PlayStation Vita”向けの『HDエディション』。 実はPS3、Xbox 360と開発メーカーが異なり、先述した”劣化点”はこちらの方が少ない。ハードの特性を使った独自の操作性あり。
2012年に発売した、”ニンテンドー3DS”向けの移植版。 唯一システム部分に大きく手が加えられており、後のシリーズから逆輸入した ”中腰歩き”と”TPS操作”が可能。その他、ハードを活かしたギミックもあり。
2023年に発売された移植版。 ”Nintendo Switch”、”PlayStation 5”、”PlayStation 4”、”Xbox Series X/S”、”Steam”に対応。 『HDエディション (PS3・Xbox 360版)』をベースとしており、その上で 旧バージョンが抱えていたいくつかの”不具合”が修正されている。
開発中となっているリメイク版 (発売日未定)。 ”PlayStation 5”、”Xbox Series X/S”、”Steam”に対応。 音声を流用し、原作の内容を”忠実再現”するとアナウンスされているため、 ”移植リメイク”のような作品になる模様。
本攻略は『HDエディション』の”PlayStation 3版”のプレイに基づいて作成しています。 そのため、オリジナル版の『3Dカメラが存在しない』といった要素や、 システムが変更されている『スネークイーター3D』における独自の操作性などについては 基本的に無視してテキストを書いているためご了承ください。
なお、『マスターコレクション版』については、先述した通り HDエディションと同等のバージョンであるため、そのまま利用することが可能です。 また、『リメイク版 (デルタ)』については 発売後に専用のページを分けて作成する予定です。
タイトルメニューの『NEW GAME』からゲームを開始すると、まず 以下の4つの選択肢から一つを選ぶアンケートのようなものが表示されます (オリジナル版では『QUESTION』というタイトルになっています)。
『1 (シリーズは初めて)』と『2 (MGS1が好き)』を選択しても何も違いはありませんが、 『3 (MGS2が好き)』と『4 (MGS3が好き)』を選択するとゲーム内容が少し変化するようになっています。
『MGS2が好き』を選択すると、ゲームの冒頭に デモシーンの変化と特殊な演出が加わります。 少しコミカル路線で変化球的な内容となっているため、あくまで筆者の個人的な意見ですが、 もしMGS2が好きという方でも 今回MGS3が初めてという方は避けて、2周目で楽しむのが無難かなと思います。
『MGS3が好き』を選択すると、 ユニフォーム4種類(『デザートタイガー』、『DPM』、『AUSCAMデザート』、『フレクター』)と、 フェイスペイント11種類(『グリーン』、『ブラウン』、『国旗 (9種)』)が 初期装備となります。加えて、次画面の『難易度選択』で最初から高難易度が選択できるようになります。 取得できる装備には、プレイ難易度を大きく下げるものも含まれているため、今回が初プレイという方はウソをつかずに 別の選択肢を選ぶのが良いかと思います。 別の選択肢を選んだとしても、すべて2周目からは初期装備になります。
ちなみに、『スネークイーター3D』では さらに3つの選択肢が追加され、すべての選択肢について 異なるユニフォームが初期装備になる仕組みに変更されています。 ここでは割愛しますが、情報が必要な方は『ユニフォーム・フェイスペイント一覧』のページをご覧ください。
アンケートに答えると、次に”難易度”を選択する画面に移行します。 基本となる難易度は『VERY EASY』、『EASY』、『NORMAL』、『HARD』、『EXTREME』の 5段階になっています。加えて、サブシスタンス以降では『EUROPEAN EXTREME』という 最高難易度が用意されています。なお、通常は『EXTREME』以上の難易度は一度クリアしないと選択できませんが、 先のアンケートで『MGS3が好き』を選ぶと最初から選択できます。
難易度ごとの違いは以下の通りです。ただし、『EUROPEAN EXTREME』だけは少し条件が異なっているため 一番下で別途解説しています。
高難易度ほどプレイヤーの”ライフゲージ”が短くなり、 またライフの自然回復 (詳細はチャート中に記載)についても 速度が遅くなる。
高難易度ほど、プレイヤーの”スタミナゲージ”が減少しやすくなる。
高難易度ほど、消費系アイテム全般を一度に所有できる個数と、 1つのアイテムボックスから入手できる個数が少なくなる。
低難易度ほど初期装備が多くなる。 共通の初期装備に加え、『HARD』以下では『生体センサー』、 『NORMAL』以下ではさらに『動体探知機』と『アクティブソナー』、 『VERY EASY』ではさらに『EZ GUN』が初期装備となる。 また、『EASY』以下では『カロリーメイト』が2つ、『NORMAL』では1つが初期装備となる。
高難易度ほど、敵兵士のライフや攻撃力、視認能力が向上する。 また、気絶・睡眠に対する耐性もアップする。
高難易度ほど敵兵士の数が増え、また 巡回ルートも広範囲となる。
サブシスタンス以降の最高難易度『EUROPEAN EXTREME』については 基本は『EXTREME』と同じ内容になっており、そこに 『危険フェイズになったら即ゲームオーバー』というゲーム性が追加されたものになっている。
本攻略は難易度『NORMAL』のプレイに基づいて作成しています。 ステージの地形やアイテムボックスの位置は全難易度で共通となるため 掲載している”マップ”は同様に利用できますが、テキストについては 他の難易度の場合には部分的に乖離があることをご了承ください。
難易度を選択するとそのままゲームが開始され、まずはイベントシーンが流れます。 その中で、本作の主人公である”スネーク”と、作戦の指揮を執る”ゼロ少佐”が登場します。
本作のイベント (デモシーン)中において、画面の右上に 『主観ボタン (PS2・PS3ではR1ボタン)』の入力を促すアイコンが表示されることがあります。 その時に押すと『主観モード』に切り替わり、 デモシーン中の主人公 (プレイヤーキャラクター)の視点で 周囲を見ることができます。冒頭のデモシーンでも さっそくこのアイコンが表示されるので試してみましょう。