Javascriptに対応した環境でのみ閲覧が可能です。 ボム蛇合戦 - 作品紹介 - メタルギアコンベンション
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ボム蛇合戦

最終更新日:2025-10-24

ボム蛇合戦(ボムへびがっせん/Snake vs. Bomberman)は、2025年にコナミから発売されたゲームソフト 『メタルギアソリッド デルタ: スネークイーター』の”Xbox Series X/S版”に収録されたボーナスコンテンツで、かつてハドソンが開発し 後にコナミが版権を引き継いだゲームシリーズ『ボンバーマン』とのコラボレーションミニゲーム。 ”スネーク”を操作して、原作ゲーム(ボンバーマン)のような球状の爆弾 (ボム)を投擲することで ゲームステージ内を彷徨っているボンバーマンたちをすべて倒すという内容になっている。 ゲームの冒頭には、本コンテンツ用に音声が新規収録されたストーリーパートも用意されている。


2025年にマルチプラットフォーム向けに発売されたゲームソフト『メタルギアソリッド デルタ: スネークイーター(以下、MGSΔ)』の ”Xbox Series X/S版”にボーナスコンテンツとして収録されたミニゲーム。 かつてハドソンが開発し、後にコナミが版権を引き継いだゲームシリーズ『ボンバーマン』との コラボレーションによって開発されたミニゲームであり、 ”スネーク”を操作して ゲームステージ内を彷徨っている”ボンバーマン”たちをすべて倒すことが目的となる。 ちなみに、簡単であるがオープニングではストーリーパートも用意されており、 新規収録されたキャラクターボイスを聴くことができる(後項で解説)。

基本的なゲームシステム、グラフィックはMGSΔ本編と同じで、攻撃手段として 『ボンバーマン』シリーズと同じように十字型にまっすぐ爆風が広がる 球状の爆弾(ボム)が用意されている。それを投擲して 爆風にボンバーマンを巻き込めば吹っ飛ばす(倒す)ことができるのだが、投げたボムは転がらず 地面に”ピタッ”と設置される演出になっており、原作(ボンバーマン)のゲーム性が再現されている(設置された時には、爆風の範囲がマス状のアイコンで表示される)。 ボンバーマンたちも、スネークと同じようにボムを投擲して反撃してくる。 ゲームはステージ制で、ボンバーマンをすべて倒すとステージクリアとなる。 タイムアタック形式でクリア時間が記録されるが、特に制限時間はない。 一部のステージでは、原作(ボンバーマン)のバトルステージを再現した 四角形の迷路のようなエリアが用意されており、そのエリアに入ると 同じく原作のように上からの固定カメラとなる。

すべてのステージをクリアすると、報酬として 爆弾(ボム)の形をした帽子『ボムキャップ』がMGSΔのゲーム本編で装備品として使用可能となる。 また、各ステージには”隠しキャラクター”として、メタルギアシリーズのキャラクターがモチーフとなったボンバーマン (『メタルギア星のボンバーマン』)が1人ずつ配置されており、 それらをすべて倒してクリアすると、先述した帽子の金色バージョン『ボムキャップゴールド』が解放される。 メタルギア星のボンバーマンは、『ソリッド・スネークボンバー』『ネイキッド・スネークボンバー』 『雷電ボンバー』『オールド・スネークボンバー』の4種類。 いずれのキャラクターも本作が初出ではなく、2017年以降に コナミIPとして新展開されている『スーパーボンバーマン R』シリーズに プレイアブルキャラクターとして登場している。

なお、本コンテンツのゲームステージなどは、もともとMGSΔのリメイク元である 『メタルギアソリッド3 スネークイーター(2004年発売)』に収録されていた 『猿蛇合戦』というコンテンツがベースとなっており、ゲームステージにおけるスネークの音声も 同コンテンツのものが流用されている。ボム蛇合戦が収録されていないMGSΔのPlayStatin 5版, Steam版には 代わりに猿蛇合戦のリメイク版が収録されている。

トーリー

ゲーム開始時(オープニング)には ストーリーパートが用意されており、今回のボンバーマンとのバトルミッションが実施されるに至った経緯を知ることができる。 本作の主人公(プレイヤーキャラクター)である”スネーク”は MGSΔ (≒MGS3)のグラフィックがそのまま使用されているものの、 設定上は、MGS3よりも前の作品に登場した”ソリッド・スネーク”になっている。 ストーリーパートは無線画面によって展開され、 スネークの仲間である”オタコン (CV:田中秀幸)”と”メイ・リン (CV:桑島法子)”による 新規収録ボイスの会話を聴くことができる(周波数は、原作ゲームでセーブ用の専用回線として オタコンとメイ・リンが担当していた『140.96』)。 いずれも、初期の登場作品である『メタルギアソリッド(1998年発売)』 『メタルギアソリッド2 サンズ・オブ・リバティ(2001年発売)』における キャラクター性を再現したようなセリフ・演技となっている。 なお、スネークについては音声の新規収録はなく、事前に録音された オタコンとメイ・リンによる音声メッセージをスネークが聴いているというシナリオになっている。

オタコンの手配によって、スネークは”米軍の演習”に潜入し 非公式に参加する予定だったのだが、『伝説の英雄であるスネークが 今さら普通の演習に参加しても意味がない』と主張するメイ・リンの独断によって、”予想もできない相手”が新たな演習相手として用意されていた。 その相手とは、ボンバー星からやってきたロボット生命体”ボンバーマン”。 オタコンは当初、スネークが 爆弾を使う宇宙人と戦うという異常事態に恐怖するが、メイ・リンから『ボンバーマンは正義のロボット生命体』『日本ではアニメ化するくらい人気』という情報を聞くと、 『和製アニメ(ジャパニメーション)のヒーローならいいやつに決まってる』と安心する。

さらにオタコンが、 ボンバーマンたちがスネークと対戦したがっている理由を尋ねると、メイ・リンは、ボンバーマンのゲームシリーズにおける悪役(宿敵)である”バグラー”の名前を挙げ、 彼を『ヒゲの生えたオジサン』と説明する。すると、同じくヒゲのオジサンであるスネークの宿敵”ビッグボス”に思い至ったオタコンは、メイ・リンの言葉を代弁する。 どうやらボンバーマンたちは、そんなビッグボスをバグラーに見立てて訓練を行いたかったのだという。 しかし、彼を見つけることができなかったボンバーマンたちは、ビッグボスに瓜二つなスネークを代役に選んだのだった。 そしてオタコンとメイ・リンはスネークに対して、『君は今日、バグラー役だ!』『あなたはバグラーよ!』と告げる。 こうして、強制的にバグラーに扮することとなったスネークは、ボンバーマンたちが待ち受けるバトルステージへと赴く。

テージ

本作のゲームステージは全7ステージ。 ベースとなった『猿蛇合戦』と同じく、 ステージ名が映画のタイトルのオマージュになっている。 スネークがボンバー星からやってきたボンバーマンと対戦するというストーリーに合わせて、オマージュ元は いずれも人類が地球外生命体と遭遇する映画となっている。

  1. ボムとの遭遇(Close Encounters of the Bomb Kind)
    MGSΔの『ドレムチイ 南部』を舞台としたステージ。 ボンバーマンの数は14人。メタルギア星のボンバーマンは”ネイキッド・スネークボンバー”が登場。 タイトルは『未知との遭遇(Close Encounters of the Third Kind/1977年制作)』のオマージュ。
  2. ボム・アタック!(Bomb Attacks!)
    MGSΔの『ドレムチイ 北部』を舞台としたステージ。 ボンバーマンの数は18人。メタルギア星のボンバーマンは”ソリッド・スネークボンバー”が登場。 タイトルは『マーズ・アタック!(Mars Attacks!/1996年制作)』のオマージュ。
  3. インデペンデンス・ボム(Independence Bomb)
    MGSΔの『ラスヴィエット』を舞台としたステージ。 ボンバーマンの数は23人。メタルギア星のボンバーマンは”オールド・スネークボンバー”が登場。 タイトルは『インデペンデンス・デイ(Independence Day/1996年制作)』のオマージュ。
  4. メン・イン・ボム(Men in Bomb)
    MGSΔの『ボルシャヤ・パスト 中継基地』を舞台としたステージ。 原作ゲーム(ボンバーマン)のバトルステージを再現した特殊エリアが設置されている。 ボンバーマンの数は27人。メタルギア星のボンバーマンは”雷電ボンバー”が登場。 タイトルは『メン・イン・ブラック(Men in Black/1997年制作)』のオマージュ。
  5. 地球に落ちて来たボム(The Bomb Who Fell to Earth)
    MGSΔの『グラーニニ・ゴルキー 研究所1F』を舞台としたステージ。 ボンバーマンの数は21人。メタルギア星のボンバーマンは”オールド・スネークボンバー”が登場。 タイトルは『地球に落ちて来た男(The Man Who Fell to Earth/1976年制作)』のオマージュ。
  6. ボム&スネーク(Bomb & Snake)
    MGSΔの『グロズニィグラード 兵器廠 本棟』を舞台としたステージ。 原作ゲーム(ボンバーマン)のバトルステージを再現した特殊エリアが設置されている。 ボンバーマンの数は30人。メタルギア星のボンバーマンは”ソリッド・スネークボンバー”が登場。 タイトルは恐らく、『カウボーイ&エイリアン(Cowboys & Aliens/2011年制作)』のオマージュ。
  7. ボムが静止する日(The Day the Bomb Stood Still)
    MGSΔの『ロコヴォイ・ピエレッグ』を舞台としたステージ。 ボンバーマンの数は20人。メタルギア星のボンバーマンは”ネイキッド・スネークボンバー”が登場。 タイトルは『地球の静止する日(The Day the Earth Stood Still/1951年制作)』およびそのリメイク作『地球が静止する日(原題同じ/2008年制作)』のオマージュ。

更新情報

2025-10-24
  1. ボム蛇合戦』の作品紹介ページを設置しました。
2025-09-29
  1. MGS3とリメイク版 (デルタ)の攻略情報を『メタルギアソリッド3/デルタ 攻略ガイド』に統合しました。
2025-08-28
  1. メタルギアソリッド デルタ 攻略ガイド』を正式に公開しました。不足している情報についても順次作成中です。
2025-06-14
  1. メタルギアソリッド デルタ: スネークイーター』の”攻略ページ (作成予定場所)”を設置しました。
2025-04-17
  1. MSX2『メタルギア』作品紹介ページの『登場人物』にキャラクターグラフィックを掲載しました。
2025-04-10
  1. MGS3の攻略ページに『称号”TSUCHINOKO”獲得方法』を追加しました。
2025-02-13
  1. メタルギアソリッド デルタ: スネークイーター』の発売日や商品情報が発表されたことを受け、同作の作品紹介ページを更新しました。
2023-11-12
  1. MGS2 ストーリー攻略ガイド』の”08: エンディングまで (最終ページ)”を公開しました。
2023-11-04
  1. MGS2 ストーリー攻略ガイド』の”07: アーセナルギア潜入まで”を公開しました。
2023-11-01
  1. MGS2 ストーリー攻略ガイド』の”06: ヴァンプ戦まで”を公開しました。
2023-10-24
  1. 本日『メタルギアソリッド マスターコレクションVol.1』が発売したことを受け、関連する作品の作品紹介ページを更新しました。
2023-10-22
  1. まだ作成中ですが、MGS2のマップ付き攻略『MGS2 ストーリー攻略ガイド』を作成したところまで公開しました。現在、”ハリアー戦”まで対応しています。
2023-09-08
  1. MGS3 ストーリー攻略ガイド』の”09: エンディングまで (最終ページ)”を公開しました。あわせて『ケロタン一覧』のページも設置しました。引き続き、MGS2のマップ付き攻略も作成中です。
2023-09-01
  1. MGS3 ストーリー攻略ガイド』の”08: ヴォルギン戦まで”を公開しました。
2023-08-28
  1. MGS3 ストーリー攻略ガイド』の”07: ザ・ソロー戦まで”を公開しました。
2023-08-20
  1. MGS3 ストーリー攻略ガイド』の”06: ザ・フューリー戦まで”を公開しました。
2023-08-15
  1. MGS3 ストーリー攻略ガイド』の”05: ジ・エンド戦まで”を公開しました。
2023-08-08
  1. まだ作成中ですが、MGS3のマップ付き攻略『MGS3 ストーリー攻略ガイド』および”各種情報ページ”を作成したところまで公開しました。現在、”ザ・フィアー戦”まで対応しています。
2023-07-12
  1. マスターコレクションの発売に備え、MGS1のマップ付き攻略『MGS1 ストーリー攻略ガイド』および『MGS1 武器・アイテム一覧』を公開しました。MGS2MGS3の攻略も順次作成中です。
2023-06-22
  1. 新たに各種情報 (発売日、収録内容、プラットフォーム)が発表されたことを受け、『メタルギアソリッド マスターコレクションVol.1』の作品紹介ページを更新しました。
2023-05-25
  1. 本日『PlayStation Showcase』にてMGS3リメイク作品『メタルギアソリッド デルタ スネークイーター』、および旧作移植版『メタルギアソリッド マスターコレクションVol.1』が発表されました。

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