Javascriptに対応した環境でのみ閲覧が可能です。 メタルギアソリッド ポータブル・オプス - 作品紹介 - メタルギアコンベンション
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METAL GEAR SOLID
PORTABLE OPS

最終更新日:2022-12-10

メタルギアソリッド ポータブル・オプスMETAL GEAR SOLID PORTABLE OPS)は、2006年にコナミから発売されたPlayStation Portable用ゲームソフト。 略称”MPO”。 ”メタルギアソリッド”シリーズで初の携帯用ゲーム機向けの作品。 従来のアクション性を踏襲しながらも、 仲間集めと部隊編成、通信対戦モードなどといった携帯機ならではのシステムが多く盛り込まれている。 特にマップがステージ制で、仲間にした兵士をすべてプレイヤーキャラクターとして操作できることが大きな特徴である。 ”小島秀夫”氏が監督を務めていないものの、 ストーリー的に”小島秀夫監督作品”と繋がりを持つ ”スピンオフ作品”という位置づけになっており、 シリーズでおなじみのキャラクターが多く登場するなど、ファンにはプレイ価値の高い内容になっている。

なお、本作に収録されている通信対戦モードについては 『MPO/MPO+ 通信対戦モード』のページで別途詳しく解説している。 また、本作で使用できるプレイヤーキャラクターの一覧は 『MPO/MPO+ 兵士一覧』のページに掲載している。


本情報

タイトル メタルギアソリッド ポータブル・オプス(METAL GEAR SOLID PORTABLE OPS
開発元
  1. コナミデジタルエンタテインメント
    1. 小島プロダクション
発売元 コナミデジタルエンタテインメント
ゲームデザイン
  1. 山本真裕(監督)
  2. 岡村憲明(プロデュース)
  3. 小島秀夫(プロデュース)
脚本
  1. 三雲岳斗(ストーリー原案)
  2. 平野聡
美術
  1. 新川洋司(監修/キャラクターデザイン)
  2. 福家亮平(TeamFullmecha/キャラクターデザイン)
  3. 斉藤淳太郎(メカニックデザイン)
  4. 小林良照(メカニックデザイン)
  5. アシュレイ・ウッド(Ashley Wood)(デモシーンイラストレーション)
音楽
  1. 日比野則彦(Gem Impact)
  2. イズタニタカヒロ(Gem Impact)
  3. 鈴木克崇(Gem Impact)
  4. 陣内一真
  5. 戸田信子
  6. 本田晃弘
  7. ナターシャ・ファロー(Natasha Farrow)
  8. 戸島壮太郎
ジャンル
  1. タクティカル・エスピオナージ・アクション
    1. ステルス
    2. アクション
    3. アドベンチャー
  2. シミュレーション
プレイ人数
  1. 1人
  2. 2人~6人MATCH
プラットフォーム
  1. PlayStation Portable
    1. PlayStation Vitaダウンロード版で後方互換)
    2. PlayStation Vita TVダウンロード版で後方互換)
発売日
パッケージ版[]
  1. 北米2006年12月5日
  2. 日本2006年12月21日
  3. 欧州2007年1月15日
ダウンロード版[]
  1. 日本2009年11月1日(海外版は未調査)
対象年齢 CERO:C(15才以上対象)
公式サイト https://www.konami.com/games/jp/ja/products/mpo/(2021年現在)
前作
  1. メタルギアソリッド3 スネークイーター(2004年/正史シリーズ
  2. メタルギアソリッド バンドデシネ(2006年/シリーズ全体)
次作
  1. メタルギアソリッド ポータブル・オプス+(2007年/シリーズ全体)
  2. メタルギアソリッド4 ガンズ・オブ・ザ・パトリオット(2008年/正史シリーズ

2006年にPlayStation Portable専用として発売されたゲームソフト。 ”メタルギアソリッド”シリーズで初めての携帯用ゲーム機向けの作品である。 本作は”小島秀夫”氏が監督を務めていないが、 ”小島秀夫監督作品”とストーリー的な繋がりを持つ ”スピンオフ作品”という位置づけになっている (詳しくは後項『他作品との繋がり』を参照)。

本作のゲームステージにおけるグラフィックは 『メタルギアソリッド3 スネークイーター(2004年発売/以下、MGS3)』を強く踏襲しており、 特にキャラクターのグラフィック、モーションに関してはMGS3と非常に雰囲気が似ている。 操作性に関しても、ハードに合わせて最適化されているもののMGS3と共通する部分が多い。 そのため本作はMGS3をプレイしたことのあるユーザーが違和感なく没入できる内容になっている。 なお、MGS3の拡張版である『メタルギアソリッド3 サブシスタンス(2005年発売)』で追加された 『3Dカメラ』も本作で採用されている。

全体的なゲーム性に関しては、本作独自の要素が非常に多い。 最も特徴的な点が、仲間を集める”部隊編成”の要素が加わり、 ストーリーテリング上ではおなじみの”スネーク”が主人公であることに変わりはないが、 仲間にしたすべての兵士/非戦闘員もプレイヤーキャラクターとして操作することができるという点である。 また、潜入マップがステージ制になっていることも大きな特徴である。 その都度課せられるミッションと、時にはプレイヤーの判断によって 適宜各ステージへと出撃し目的を達成していくことで 部隊強化とストーリー展開を進行させていくということが本作のゲームデザインの柱になっている。 ステージへは最大4人のチームで出撃するようになっており、自由に操作キャラの変更が可能。 敵陣に対する”諜報活動”もゲーム性に組み込まれており、シミュレーションの側面も強い。 ”仲間集め”に関しては、 気絶させた敵兵を”輸送トラック”まで運搬することで仲間にできるというユニークなアクションになっている (その他にもいくつかの方法がある)。 また、各兵士に固有の能力が設定されていることによるゲーム性も多く盛り込まれ、 ”死亡”した兵士は本当にいなくなるというシビアな仕掛けもある。 ちなみに、”部隊編成”は、後項で紹介する『通信対戦』モードが 本作の主要なコンテンツであることにも繋がっている。

ストーリーに関しては、 謎の巨大兵器、超人的な能力を持った個性的なボスキャラクター、史実を踏まえた舞台設定など、 過去の”メタルギアソリッド”シリーズでおなじみの要素が押さえられており、 シリーズファンが楽しめる王道のようなシナリオになっている。 主人公と敵が特殊部隊の元隊員と現役隊員であり、 お互いに”蛇”を意味するコードネームを持っているという対立構造は、 シリーズの第1作目『メタルギアソリッド(1998年発売)』を彷彿とさせる。 過去のシリーズのキャラクターが意外な形で登場するファンサービスも多く盛り込まれている。

また、本作のデモシーンはハード的な制約からか、 リアルタイムポリゴンデモではなく『メタルギアソリッド バンドデシネ(2006年発売)』のような、 イラストをデジタルアニメーションのように動かす手法が用いられている。 イラストレーションも同じく”アシュレイ・ウッド”氏が担当。 後に同じくPlayStation Portableで発売された『メタルギアソリッド ピースウォーカー(2010年発売)』でも この手法が引き継がれている。 ちなみに本作では、デモシーン以外の会話シーンでは残念ながら音声が付いていないが、 デモシーン中はフルボイスで、ゲームステージ(操作パート)でも各キャラクターの音声を聴くことができる。

トーリー

『スネークイーター作戦(メタルギアソリッド3 スネークイーター)』から6年後の、1970年。 南米、コロンビア中部沿岸部にある『サンヒエロニモ半島』と呼ばれる地が、 米国CIAの特殊部隊『FOX(フォックス)』によって占拠された。 彼らは米国のとある”軍事機密”を手中に収め、米国に対するクーデターを起こしていたのだった。

FOX部隊が占拠した半島は、かつてソ連が1962年の『キューバ危機』で手放した基地の代わりとして 新たな”中距離ミサイル基地”を建設しようとしていた場所であった。 やがて60年代末からの”緊張緩和(デタント)”の影響で計画は破棄されたが、 現地には建設途中で放棄された軍事基地が残存していた。 このような政治的事情によりサンヒエロニモ半島は、世界地図に正確な地形が記されず、 ”死者の半島”の異名で呼ばれる土地となっていた。 さらに現地には、祖国から見捨てられるように多くのソ連軍兵士たちが取り残されていた。

一方、かつてFOXのエージェントとしてスネークイーター作戦を完遂し 米政府から”BIGBOSS”の称号を与えられた”ネイキッド・スネーク”は、すでに部隊を除隊していた。 だが現役のFOX部隊によるクーデターが発生すると、 スネークは彼らの陰謀により突如として身柄を拘束されてしまう。 やがて彼が目を覚ますと、そこはサンヒエロニモ半島の薄汚れた留置場であった。 さらに彼は、FOXによる反乱の首謀者と誤解され、米国からも追われる身となっていた。 孤立無援でかつて所属した部隊と敵対することとなったスネークは、 現地で捕虜になっていた米陸軍特殊部隊(グリーンベレー)の 隊員”ロイ・キャンベル”と共に反撃部隊を結成。自らの潔白を証明するために、FOX部隊の鎮圧を開始する。

場人物

人物名をクリックするとネタバレを多く含むページへと移動するため、ゲームを未プレイの方は要注意。

なお、本作では主人公以外の人物もプレイヤーキャラクターとして操作することができる (後項『プレイヤーキャラクター』を参照)。

  1. ネイキッド・スネーク(Naked Snake)
    本作の主人公(プレイヤーキャラクター)。 元特殊部隊FOX隊員。 6年前の『スネークイーター作戦』で世界を全面核戦争の危機から救い、 米政府から真の愛国者として”BIGBOSS”の称号を与えられた。 現在はFOXを除隊していたが、とある陰謀により南米『サンヒエロニモ半島』へと拉致され、 そこで現役のFOX部隊を始めとした勢力と対立することとなる。
  2. ロイ・キャンベル(Roy Campbell)
    米陸軍特殊部隊(グリーンベレー)の隊員。 部隊がサンヒエロニモ半島へ視察に訪れた際にFOXによる襲撃を受け、彼だけが生き残った。 脚を怪我し、現地で捕虜となっているところを”スネーク”に救い出され、行動を共にすることになる。
  3. ジーン(Gene)
    FOX隊員。 高い戦闘能力とカリスマ性を持つ。 ”スネーク”除隊後のFOXにおいて中心的な存在となっている。 部隊では”ヴァイパー(毒蛇)”のコードネームも持つ。
  4. ヌル(Null)
    FOXと行動を共にしている少年兵士。 超人的な身体能力を持ち、手にしたマチェットで瞬く間に敵を切り裂く。 ”絶対兵士”とも呼ばれる。
  5. カニンガム(Cunningham)
    元FOXの捕虜尋問官。戦闘で右脚を失い第一線から引退していたが、 今回”ジーン”による反乱に参加している。現在は義足。 FOX在籍時のコードネームは”ボア(王蛇)”。
  6. パイソン(Python)
    FOX隊員。かつて”スネーク”と任務を共にした戦友。 戦闘で受けた傷によって身体の体温調節機能に異常が生じているため、 特殊な冷却スーツを常時身にまとっている。
  7. ウルスラ(Ursula)
    FOXの女性隊員。強力なESP(超能力)を扱う。 常に”ジーン”に静かに付き従っている。
  8. エルザ(Elisa)
    FOXの医療チーフで、”ウルスラ”の双子の妹。 彼女も超能力者だが、ウルスラと異なり弱い力しか持たない。

編以外のコンテンツ

MATCH(通信対戦)

プレイヤーがゲーム本編で仲間にした兵士を操作して 他のプレイヤーと様々なルールで対戦を行うモード。最大6人で対戦が可能。 他のプレイヤーと兵士を奪い合う『実戦モード』というモードも用意されている。 ゲームステージで『フルトン回収システム』が登場したのもこのモードが初である。

インターネットを介した通信を行う『インフラストラクチャーモード』では 『メタルギア オンライン』のように ネットワーク上にゲームを作成し不特定多数のプレイヤーと対戦できるシステムが提供されていたが すでにサービスが終了しており、 2021年現在は近くにいるプレイヤーと直接通信を行う『アドホックモード』のみ利用可能となっている。

ちなみに、後項で紹介している『メタルギアソリッド ポータブル・オプス+』は このMPOの通信対戦モードを大きく拡張したモードをメインコンテンツとしており、 MPOで集めた各種要素の引き継ぎも可能となっている。

その他、詳細に関しては『MPO/MPO+ 通信対戦モード』のページを参照。

レイヤーキャラクター

本作では、ストーリーテリング上の主人公は前項『登場人物』に記している通り ”ネイキッド・スネーク”であるが、 ゲームプレイシーンにおいては、仲間にしたすべてのキャラクターをプレイヤーキャラクターとして操作することができる。 基本的に、ゲームステージ上に存在するすべての敵兵、非戦闘員を仲間にすることができる。 各キャラクターには固有のステータスが設定されているため、得意な武器やCQCの強さなどが異なる。 あらかじめ編成した最大4人のチームを出撃させ、適宜操作キャラクターを切り替えることができる。 これらはゲーム本編(ストーリーモード)と、 前項で紹介している『通信対戦』モードで共通である。

仲間にできるキャラクターの一覧は『MPO/MPO+ 兵士一覧』のページに掲載している。

キャスト

本作の日本国内版ソフトにおけるキャストを掲載している。 なお、表記と掲載順は ゲーム中のクレジットに準拠している。

また、本作ではデモシーンにおいてのみセリフに音声が当てられているが、 デモシーンにおけるセリフが存在しないキャラクターについても ゲームプレイパートにおいては 攻撃アクション等に対応した音声が収録されている。 以下はそれらのキャラクターも含んだ情報となっている。

掲載の都合上、一部軽微なネタバレを含むため、ゲームを未プレイの方は要注意。

役名声優
スネーク大塚明夫
ロイ・キャンベル古川登志夫
ジーン若本規夫
カニンガム郷里大輔
ヌル福山潤
パイソン屋良有作
  1. ウルスラ
  2. エルザ
  1. 後藤沙緒里
ソコロフ龍田直樹
オセロット山崎たくみ
パラメディック桑島法子
シギント藤原啓治
エヴァ渡辺美佐
ライコフ堀内賢雄
スコウロンスキー稲田徹
テリコ[]永島由子
ヴィナス小松里歌
CIA長官佐藤正治
  1. 兵士
  1. 寺本勲
  2. 里内信夫
  3. 塩山由佳
  4. 森岳志
  5. 平井啓二
  6. 佐藤佑暉
  7. 小林俊夫
  8. 臺奈津樹
指揮官竹本英史
メンテナンスクルー森岳志
  1. 研究員
  1. 藤本たかひろ[]
  2. 陰山真寿美
政府高官今村直樹
ゼロ少佐銀河万丈

作品との繋がり

本作は当時、メタルギアの”正史シリーズ”において 最もストーリー的な年代の開きがあった『メタルギアソリッド3 スネークイーター(2004年発売)』と 『メタルギア(1987年発売)』の2作品の間の いわゆる”ミッシングリンク”を埋めるというプロモーションのもとで開発が行われた。 一方で、シリーズの生みの親である”小島秀夫”氏が監督を務めていないため、 ”小島秀夫監督作品”とは棲み分けられつつも それらの作品群とストーリー的な繋がりを持ち、 正史シリーズの一部を構成している ”スピンオフ作品”という位置づけになっている。 基本的に小島秀夫監督作品をプレイするだけで 正史シリーズのサーガは完結する構成になっているが、 MPOでのみ明かされるキャラクターの経歴なども多く登場するため、 ファンにとってはプレイ価値が高い作品になっている。

だが、『メタルギアソリッド ピースウォーカー(2010年発売)』の発売以降、 ストーリー的な繋がりを意識した公式のプロモーションではMPOが除外されることが多くなったため、 ファンの間では本作を正史シリーズの一部と見なすかどうかについて解釈が分かれている。 この点については、『メタルギアソリッド ポータブルオプスは正史作品なのか?』のページで詳しく解説している (ネタバレ注意)。 そこでも述べているが、本WebサイトにおいてはMPOを正史シリーズの一つとして 扱うこととする。

本作で描かれる事件の詳細や他作品との時系列的な繋がりについては 用語事典の『サンヒエロニモ半島事件』のページや 『正史シリーズの時系列と年表』のページで解説しているが、 シリーズをプレイしていない場合には重大なネタバレが含まれるため注意。

ームソフトバリエーション

日本国内版のソフトのバリエーションを紹介する。 なお、本作を原作とした派生作品に関しては後項『派生作品』を参照。

オリジナル版

通常パッケージの他に、様々なグッズがセットになったプレミアムパッケージ、 コナミスタイル限定版も同時発売している。

通常パッケージ

METAL GEAR SOLID PORTABLE OPS
プラットフォーム PlayStation Portable
メディア
  1. UMD(1枚)
発売日 2006年12月21日[]
価格 4,980円/税込:5,229円(当時税率5%)[]

プレミアムパック

特別仕様のPlayStation Portable本体がセットになっており、 他にも様々な特典(後述)が付属している限定版。 以下、ゲームディスクの内容は『通常パッケージ』と同じであるため、 プラットフォームとメディアは省略する。

METAL GEAR SOLID PORTABLE OPS PREMIUM PACK
発売日 2006年12月21日[]
価格 27,800円/税込:29,190円(当時税率5%)[]

付属している特典は以下の通り。

  1. 特別迷彩柄仕様のPlayStation Portable本体(PSP-1000 CA)
  2. ロゴマーク入りPlayStation Portable用ケース
  3. 特製ストラップ
  4. オリジナルピンズ3点セット

またゲームソフトのパッケージデザインも通常パッケージと異なる。

コナミスタイル限定版

コナミの公式ショッピングサイト『コナミスタイル』で2500個限定で販売された商品。 基本的な内容は『プレミアムパック』に近いが、 ボックスと一部の特典が特別仕様になっている(後述)。 以下、ゲームディスクの内容は『通常パッケージ』と同じであるため、 プラットフォームとメディアは省略する。

METAL GEAR SOLID PORTABLE OPS KONAMISTYLE LIMITED PREMIUM PACK
発売日 2006年12月21日[]
価格 37,800円/税込:39,690円(当時税率5%)[]

付属している特典は以下の通り。

  1. 特別迷彩柄仕様のPlayStation Portable本体(PSP-1000 CA)
    プレミアムパック』と同じもの。
  2. 蛇皮製PlayStation Portable用ケース『Skin of a Warrior』
    本物の蛇(ダイヤモンドパイソン)の皮で作られたPSPケース。
  3. 蛇皮製ストラップ『Tail of a Killer』
    本物の蛇(ダイヤモンドパイソン)の皮で作られたストラップ。
  4. オリジナルピンズ3点セット
    プレミアムパック』と同じもの。

収納ボックスが、前面(ロゴ印刷面)が大きく開くような特別仕様になっており、 蓋の裏側に”生頼範義”氏が描いたイラストが大きく印刷されている。 このイラストは後に『メタルギアソリッド4 ガンズ・オブ・ザ・パトリオット(2008年発売)』の ゲーム本編でも使用されている。 また、PSPケースとストラップに関しては、本物の蛇皮であることを証明する シリアルナンバー入りの認定書も添付されている。 ゲームソフトのパッケージデザインはプレミアムパックと同じ。

廉価版

廉価版という形で複数回パッケージデザインを変えながら本作が再発売されている。 以下、『オリジナル版』とゲームディスクの内容は同じため、 プラットフォームとメディアは省略する。

METAL GEAR 20th ANNIVERSARY METAL GEAR SOLID PORTABLE OPS
発売日 2007年7月26日[]
価格 2,667円/税込:2,800円(当時税率5%)[]
備考 メタルギアシリーズの20周年を記念して発売したバージョン。 特製スリーブケース入り。

METAL GEAR SOLID PORTABLE OPS(PSP the Best)
発売日 2007年9月20日[]
価格 2,667円/税込:2,800円(当時税率5%)[]

METAL GEAR SOLID PORTABLE OPS(コナミ殿堂セレクション)
発売日 2009年11月5日[]
価格 1,715円/税込:1,800円(当時税率5%)[]

また、2007年にメタルギアシリーズの20周年を記念して発売した以下のセット商品にも 本作のゲームディスクが収録されている。 上記の『METAL GEAR 20th ANNIVERSARY』版はその際に同時発売した単体バージョンである。

METAL GEAR 20th ANNIVERSARY METAL GEAR SOLID COLLECTION

また同じく2007年に、後項で紹介しているMPOの対戦モード特化作品 『メタルギアソリッド ポータブル・オプス+(以下、MPO+)』が発売した際、 MPOとMPO+の2本をセットにした『デラックスパック』も同時発売された。

METAL GEAR SOLID PORTABLE OPS+(デラックスパック)
備考 スリーブケースに2作品のディスクケースがまとめられている。 MPOのディスクケースのデザインはオリジナル版と同じ。

ダウンロード版

2009年にPlayStation Storeで配信開始されたダウンロード版。 こちらはPlayStation Vita/Vita TVでのプレイも可能となっている。 ゲームの内容はパッケージ版と同じ。

METAL GEAR SOLID PORTABLE OPS(ダウンロード版)
METAL GEAR SOLID PORTABLE OPS(ダウンロード版)
プラットフォーム
  1. PlayStation Portable
    1. PlayStation Vita(後方互換)
    2. PlayStation Vita TV(後方互換)
メディア ダウンロード
発売日 2009年11月1日[]
価格 1,500円/税込:1,650円(税率10%)[]

生作品

MPOからストーリーモードを廃止し、 部隊強化や『通信対戦』モードといった ゲームとしてのやりこみ要素を大幅に拡張させた作品。MPOの翌年(2007年)に発売した。 独自のシングルプレイモードも収録されている。

METAL GEAR SOLID PORTABLE OPS+
プラットフォーム
  1. PlayStation Portable
    1. PlayStation Vitaダウンロード版で後方互換)
    2. PlayStation Vita TVダウンロード版で後方互換)
詳しい内容やソフトのバリエーションは以下のページを参照。

操作できるキャラクター、武器、ステージ、ゲームルールなどといった様々な要素が大幅に拡張されている。 またMPOのストーリーモードは収録されていないが、 仲間やアイテムなどを集めることができる独自のシングルプレイモード 『インフィニティミッション』が収録されている。 同モードではゲームステージと敵兵、アイテムの組み合わせや配置が毎回自動生成されるため、 半永久的に潜入ゲームが楽しめるという点でもプレイ価値が高い。

その他、詳細は『メタルギアソリッド ポータブル・オプス+』のページを参照。

考・脚注

オリジナル版の発売日の出典


日本版は本作の公式サイトより(2021-01-30現在)。 北米版は、ゲーム情報サイト『IGN』の作品紹介ページより(2021-01-30現在)。 欧州版は目安として、ショッピングサイト『Amazon』のドイツ(DE)向けサイトの 商品ページを参照(2021-01-30現在)。

ダウンロード版の発売日の出典


日本版は、ソニーの商品紹介ページより(2021-01-30現在)。 海外版の発売日については未調査。

”テリコ”に関する備考


本作には、 過去に発売した外伝作品である『メタルギアアシッド(2004年発売)』、 『メタルギアアシッド2(2005年発売)』に登場していた キャラクター”テリコ”がゲームプレイパートにおいてのみ登場し、 声優の”永島由子”氏による音声が収録されているが、 原作ではテリコに音声は付与されていなかったため、本作で初めてキャスティングが行われている。

”藤本たかひろ”氏に関する備考


本作では多くのソ連軍兵士がいわゆる敵兵士(モブキャラクター)として登場するが、 初めて仲間にしたソ連軍兵士だけは唯一デモシーンに登場し、 ”ジョナサン”という固有名が与えられている。 クレジット上は表記されていないものの、デモシーンにおける同キャラクターの演技は ”藤本たかひろ”氏が担当している。 ただし、ゲームプレイパートでの音声は他のソ連軍兵士と同じ音声である。

オリジナル版の価格の出典


ソニーの商品紹介ページより(2021-01-30現在)。

プレミアムパック、コナミスタイル限定版の価格の出典


ニュースサイト『電撃オンライン』の 2006年10月30日の記事より(2021-01-30現在)。

20周年記念版の発売日と価格の出典


ソニーの商品紹介ページより(2021-01-30現在)。

PSP the Best版の発売日と価格の出典


ソニーの商品紹介ページより(2021-01-30現在)。

コナミ殿堂セレクション版の発売日と価格の出典


ソニーの商品紹介ページより(2021-01-30現在)。

ダウンロード版の価格の出典


ゲーム情報サイト『GAME Watch』の 2009年11月1日の記事より(2021-01-30現在)。

更新情報

2025-02-13
  1. メタルギアソリッド デルタ: スネークイーター』の発売日や商品情報が発表されたことを受け、同作の作品紹介ページを更新しました。
2023-11-12
  1. MGS2 ストーリー攻略ガイド』の”08: エンディングまで (最終ページ)”を公開しました。
2023-11-04
  1. MGS2 ストーリー攻略ガイド』の”07: アーセナルギア潜入まで”を公開しました。
2023-11-01
  1. MGS2 ストーリー攻略ガイド』の”06: ヴァンプ戦まで”を公開しました。
2023-10-24
  1. 本日『メタルギアソリッド マスターコレクションVol.1』が発売したことを受け、関連する作品の作品紹介ページを更新しました。
2023-10-22
  1. まだ作成中ですが、MGS2のマップ付き攻略『MGS2 ストーリー攻略ガイド』を作成したところまで公開しました。現在、”ハリアー戦”まで対応しています。
2023-09-08
  1. MGS3 ストーリー攻略ガイド』の”09: エンディングまで (最終ページ)”を公開しました。あわせて『ケロタン一覧』のページも設置しました。引き続き、MGS2のマップ付き攻略も作成中です。
2023-09-01
  1. MGS3 ストーリー攻略ガイド』の”08: ヴォルギン戦まで”を公開しました。
2023-08-28
  1. MGS3 ストーリー攻略ガイド』の”07: ザ・ソロー戦まで”を公開しました。
2023-08-20
  1. MGS3 ストーリー攻略ガイド』の”06: ザ・フューリー戦まで”を公開しました。
2023-08-15
  1. MGS3 ストーリー攻略ガイド』の”05: ジ・エンド戦まで”を公開しました。
2023-08-08
  1. まだ作成中ですが、MGS3のマップ付き攻略『MGS3 ストーリー攻略ガイド』および”各種情報ページ”を作成したところまで公開しました。現在、”ザ・フィアー戦”まで対応しています。
2023-07-12
  1. マスターコレクションの発売に備え、MGS1のマップ付き攻略『MGS1 ストーリー攻略ガイド』および『MGS1 武器・アイテム一覧』を公開しました。MGS2MGS3の攻略も順次作成中です。
2023-06-22
  1. 新たに各種情報 (発売日、収録内容、プラットフォーム)が発表されたことを受け、『メタルギアソリッド マスターコレクションVol.1』の作品紹介ページを更新しました。
2023-05-25
  1. 本日『PlayStation Showcase』にてMGS3リメイク作品『メタルギアソリッド デルタ スネークイーター』、および旧作移植版『メタルギアソリッド マスターコレクションVol.1』が発表されました。

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