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METAL GEAR SOLID
PEACE WALKER

最終更新日:2021-03-11

メタルギアソリッド ピースウォーカーMETAL GEAR SOLID PEACE WALKER)は、2010年にコナミから発売されたPlayStation Portable用ゲームソフト。 略称”MGSPW”。 シリーズで7作目の”小島秀夫監督作品”であり、ストーリー的に正史シリーズの中核を構成する作品の一つとなっている。 従来どおりのアクション性に加え、巨大な軍事組織を運営するというシミュレーション要素が盛り込まれている。 また各ミッションがステージ制で繰り返し遊べるようになり、 その多くを多人数で協力してプレイできる『CO-OPS』システムが採用されたことも大きな特徴である。 ストーリー面では、前作『METAL GEAR SOLID 4 GUNS OF THE PARTIOTS(2008年発売)』で明かされた真相を 物語の背景として匂わせつつ、新たな切り口でメタルギアサーガを再スタートさせるような内容となっている。


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本情報

タイトル メタルギアソリッド ピースウォーカー(METAL GEAR SOLID PEACE WALKER
開発元
  1. コナミデジタルエンタテインメント
    1. 小島プロダクション
発売元 コナミデジタルエンタテインメント
ゲームデザイン 小島秀夫(監督、プロデュース)
脚本
  1. 小島秀夫(ストーリー原案)
  2. 村田周陽
美術
  1. 新川洋司(キャラクター&メカニックデザイン)
  2. アシュレイ・ウッド(Ashley Wood)(デモシーン・ゲストアーティスト)
音楽
  1. 本田晃弘
  2. 陣内一真
  3. 戸田信子
  4. 小堀修一
  5. 廣瀬斎郎
  6. 日比野則彦(GEM Impact)
  7. イズタニタカヒロ(GEM Impact)
  8. 鈴木克崇(GEM Impact)
  9. ジェレミー・ソウル(Jeremy Soule)(Artistry Entertainment)
  10. トッド・ハバーマン(Todd Haberman)(Soundelux Design Music Group)
  11. ドナ・バーク(Donna Burke)
  12. 水樹奈々
  13. 村岡一樹
ジャンル
  1. タクティカル・エスピオナージ・オペレーション
    1. ステルス
    2. アクション
    3. アドベンチャー
    4. シミュレーション
プレイ人数
  1. 1人
  2. 2人~4人(CO-OPS)
  3. 2人~6人VERSUS OPS
プラットフォーム
  1. PlayStation Portable
    1. PlayStation Vitaダウンロード版で後方互換)
    2. PlayStation Vita TVダウンロード版で後方互換)
  2. PlayStation 3HD EDITION
  3. Xbox 360HD EDITION
    1. Xbox One(後方互換)
    2. Xbox Series X/S(後方互換)
発売日[]
PlayStation Portable[]
  1. 日本2010年4月29日
  2. 北米2010年6月8日
  3. 欧州2010年6月18日
PlayStation 3、Xbox 360HD EDITION[]
  1. 北米2011年11月8日
  2. 日本2011年11月10日
  3. 欧州2012年2月3日
対象年齢 CERO:C(15才以上対象)
公式サイト https://www.konami.com/mg/archive/mgs_pw/(2021年現在)
前作
  1. メタルギアソリッド4 ガンズ・オブ・ザ・パトリオット(2008年/正史シリーズ
  2. メタルギアソリッド タッチ(2009年/シリーズ全体)
次作
  1. メタルギア アーケード(2010年/シリーズ全体)
  2. メタルギア ライジング リベンジェンス(2013年/正史シリーズ
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2010年にPlayStation Portable専用として発売されたゲームソフトで、 メタルギアシリーズにおける7作目の”小島秀夫監督作品(A HIDEO KOJIMA GAME)”。 携帯機向けの作品ながらこれまでの据え置き機向けのナンバリング作品と同等のスタイルによって開発が行われ、 なおかつゲームシステム、ストーリーの両面で小島作品らしい変化球的な進化も多く盛り込まれている意欲作である。 本作では、過去に同じくPSP向けに発売された『メタルギアソリッド ポータブル・オプス(2006年発売/MPO)』から採用された 部隊編成というゲームシステムをベースに、プレイヤーが巨大な基地を構え、 そして組織的に数多くのミッションをこなしていくという強いシミュレーション要素が加わった。 そのため、前作『メタルギアソリッド4 ガンズ・オブ・ザ・パトリオット(2008年発売/以下、MGS4)』までは 『タクティカル・エスピオナージ・アクション』というテーマが掲げられていたが、 本作からは『タクティカル・エスピオナージ・オペレーション』と改められている。 このゲームデザインは、過去作品で1970年代~1980年代にかけて軍事組織を率いたという経歴が語られていた 傭兵”BIGBOSS”を中心としたストーリーを描くという目的と、 従来どおりの諜報戦略アクションというゲーム性を両立させるための仕掛けとしても大きな役割を発揮している。

本作ではすべての潜入ミッションやボス戦がステージ制になっており、 さらにシリーズで初めてミッションを多人数で協力してプレイできる『CO-OPS』システムが採用されていることが大きな特徴である。 各ミッションには繰り返し遊ぶことによって組織の拡充につながる報酬要素も多く用意されており、 携帯用ゲーム機による協力プレイとの高い親和性も相まって、特に若年層にシリーズファンを多く獲得する作品となった。 ミッションは、ストーリーを進行させる『MAIN OPS』と、ストーリーとは直接関係しない『EXTRA OPS』が用意されている。 MPOでもあった”仲間集め”は 『メタルギアソリッド3 スネークイーター(2004年発売)』のストーリーパートで登場した 『フルトン回収システム』をアイテムとして用いることによってより軽快に行えるようになっている。 ちなみに、本作の操作タイプは、MGS4に近い『シュータータイプ』、 MPOに近い『アクションタイプ』、 カプコンのゲームシリーズ『モンスターハンター ポータブル』に近い『ハンタータイプ』から選ぶことができる (モンスターハンターとはEXTRA OPSでもコラボレーションが行われている)。

MGSPWのストーリーでは、そのタイトルからも分かる通り『平和(PEACE)』というテーマが掲げられており、 軍事組織を運営するというゲームデザインと絡めて、 プレイヤー(=BIGBOSS)自身が核抑止と平和の維持という問題について 当事者として向き合わなければならないというゲーム体験が盛り込まれている。 ストーリーをより深く知りたいというユーザーに向けた情報は『ブリーフィング・ファイル』というシステムに切り出され、 ゲーム部分の流れには直接影響を与えないようになっていることも特徴である。 ストーリーパートの大部分を占めるデモシーンは、一部を除き MPOのような2Dグラフィックをアニメーションさせるものになっている。 使用されているイラストはほぼすべてをシリーズを通してキャラクター&メカニックデザインを務める”新川洋司”氏が手掛けている。 デモシーンは『アーティストデモ』と呼ばれ、一部のシーンで コントローラ操作により画面の拡大/縮小やイベント進行などを行うギミックが盛り込まれている。 また、本作では登場人物の多くが新規キャラクターとなり、さらに公式のプロモーションで 『メタルギア・サーガ 第二章』という言葉が使われていることからも[]、 サーガのひとつの完結を描いた前作MGS4までを第一章として シリーズが再スタートされていることが分かる。

ちなみに、後項で紹介している本作のHD移植版『メタルギアソリッド ピースウォーカー HDエディション』の PlayStation 3版は、オリジナル(PSP版)と『トランスファリング』というシステムによってセーブデータの共有が可能となっている。

トーリー

米国・CIAによる『スネークイーター作戦(メタルギアソリッド3 スネークイーター)』から10年後の、1974年。 かつての作戦で大戦中の英雄”ザ・ボス”を殺害し、米政府から”BIGBOSS”の称号を与えられた戦士”スネーク”は すでに祖国を離れ、現在は南米コロンビアで『国境なき軍隊(Militaires Sans Frontières)』、 通称”MSF”と呼ばれる私設軍隊を組織していた。 その組織は、国を棄てた兵士たちによって構成される”国家に帰属しない軍隊”だった。

ある日、MSFの副司令官”カズヒラ・ミラー”が、 コスタリカ国連平和大学の”ガルベス”教授と、その教え子である少女”パス”をスネークのもとに連れてくる。 彼らは軍隊を持たない国家コスタリカに謎の武装勢力が展開されていることを訴え、 国境なき軍隊にその侵攻を妨げる”抑止力”になってほしいと懇願するのだった。 スネークは、その武装勢力が米国・CIAによるものであることを見抜く。 さらに、大国間の政治的事情が絡んだガルベスの思惑も見え隠れした。 祖国アメリカとの対立を回避するため依頼を断ろうとするスネークに対し、 ガルベスはひとつのカセットテープを提示する。 そのテープには、死んだはずのスネークの恩師であり最愛の人物、”ザ・ボス”の音声が録音されていた。 スネークは彼女の生死を確認するため、このミッションを引き受ける決断をする。 やがてコスタリカの地で国境なき軍隊による諜報活動が展開され、 スネークは現地への単身潜入を開始する。

場人物

人物名をクリックするとネタバレを多く含むページへと移動するため、ゲームを未プレイの方は要注意。

  1. スネーク(Snake)
    本作の主人公(プレイヤーキャラクター)。元CIA特殊部隊FOX隊員で、 戦闘と潜入任務のエキスパート。 かつて『スネークイーター作戦』で自らの師である伝説の戦士”ザ・ボス”を殺害し、 世界を全面核戦争の危機から救った英雄として 米政府から”BIGBOSS”の称号を与えられた。 現在は祖国を離れ、南米コロンビアにて『国境なき軍隊(MSF)』を組織している。
  2. カズヒラ・ミラー(Kazuhira Miller)
    『国境なき軍隊』の実質的な運営を担う、スネークのサポート役。 スネークから”カズ”の愛称で呼ばれる。 かつて米軍占領下の日本で、GHQの将校と日本人女性の間に生まれたハーフ。 カズヒラの名前は”和平”の漢字表記を持つ。 かつて日本の自衛隊に所属。 やがて除隊後に傭兵として各地を転戦し、コロンビアでスネークと出会った。
  3. ラモン・ガルベス・メナ(Ramón Gálvez Mena)
    コスタリカの国連平和大学の教授で、パスの恩師。数十年に渡り”平和”を説いてきた。 パスの依頼を受け、『国境なき軍隊』に コスタリカで展開する謎の武装集団の調査と排除を依頼するが、 彼もまた裏の顔を隠している。
  4. パス・オルテガ・アンドラーデ(Paz Ortega Andrade)
    設立途上であるコスタリカ国連平和大学で平和憲法を学ぶ10代の学生で、ガルベスの教え子。 軍隊を持たないコスタリカに展開を始めた謎の武装勢力に囚われていた。 ガルベスとともに、その武装勢力の排除を『国境なき軍隊』に依頼する。 ”パス”はスペイン語で”平和”を意味する。
  5. アマンダ・バレンシアノ・リブレ(Amanda Valenciano Libre)
    FSLN(サンディニスタ民族解放戦線)の一員として戦うニカラグアの女性戦士。 ソモサ政権打倒による祖国の革命を目指している。 FSLNの指導者であった父の死後、組織の中心人物となる。
  6. チコ(Chico)
    アマンダの弟。 12歳の幼さながら、FSLNの一員として戦いを共にしている。 アマンダから子供扱いされることに不満を抱いている。現地の地理に詳しい。
  7. セシール・コジマ・カミナンデス(Cécile Cosima Caminades)
    フランス人の鳥類学者で、ブロンドの髪を持つパリジェンヌ。 バードウォッチングのために中米コスタリカを訪れていたが、 そこで謎の武装勢力と遭遇してしまう。
  8. ストレンジラブ(Dr. Strangelove)
    ”AI(人工知能)”技術に精通した優秀な女性科学者。 コールドマンの計画に参加し、コスタリカを訪れている。 スネークの恩師である”ザ・ボス”を知っている模様。
  9. ヒューイ(Huey)
    ロボット工学の権威として知られるアメリカ人科学者。 ストレンジラブとともにコールドマンの計画に加担し、とある兵器の開発を行っている。
  10. コールドマン(Coldman)
    CIA中米支局長。スキンヘッドの後頭部にピースマークとコヨーテの刺青がある。 ストレンジラブ、ヒューイの2人の科学者を配下に置き、 コスタリカでとある計画を進行させている。

編以外のコンテンツ

VERSUS OPS(通信対戦)

他プレイヤーと4種類のルールで通信対戦を行えるゲームモード(『バーサスオプス』)。 最大6人で対戦が可能。 マザーベース運営と連動しており、使用できる兵士・装備は MAIN OPS、EXTRA OPSと共通となる。 本作(PlayStation Portable版)では近くのプレイヤーと直接通信を行う『アドホックモード』専用となるが、 後項で紹介している据え置き機向けのHD移植版『メタルギアソリッド ピースウォーカー HDエディション(2011年発売)』では オンライン経由での対戦が可能となっている。ただし、別プラットフォーム間での対戦は不可能。

その他、詳細に関しては『MGSPW 通信対戦モード』のページを参照。

VOCALOIDエディタ

本作はヤマハが開発した音声合成技術『VOCALOID』とコラボレーションしており、 ゲーム本編の劇中においてVOCALOIDにより作成された様々な楽曲、音声が登場する。 この『VOCALOIDエディタ』モードでは それらの歌詞、セリフをプレイヤーが自由に編集できるモードとなっている。

ただし、このモードで編集した歌詞、セリフを実際に合成音声に変換するには 後項目で紹介している『NetVOCALOID』サービスを利用する必要があったが、 2021年現在はすでにサービスが終了しているため、変換することができなくなっている。 一応、変換をせずともゲーム中で編集データを使用することは可能だが、編集した文章のみが画面上に表示され、音声はデフォルトのままとなる。

以下にゲーム開始時から選択できるメニューを記載する。 なお、本編の進行に合わせてメニューが増えるが、ネタバレに関わる要素を含むため割愛する。

  1. WALKMAN SONG EDIT
    ゲーム中のアイテム『WALKMAN』で聴くことができる楽曲の歌詞を編集する。 あくまで”作詞”用のモードであり、楽曲そのものはあらかじめ用意されたものを使用する。 『追加コンテンツ配信』ではこのモードで使用できる楽曲の配信も行われた。
  2. CO-OPS COMM. EDIT
    協力プレイ(CO-OPS)の際に使用できる通信用音声のセリフを編集する。 7段階の”テンポ”を選択し、最大20文字のセリフを作成できる。
  3. SYSTEM VOICE EDIT
    協力プレイ(CO-OPS)における 『CO-OPイン』、『CO-OPアウト』、『スネーク・イン』、『スネーク・アウト』の 4種類のシステム音声と差し替えて使用できる音声のセリフを編集する。 7段階の”テンポ”を選択し、最大20文字のセリフを作成できる。

追加コンテンツ配信

本作におけるオンラインサービスの一つ。 ゲーム本編で使用できる様々なデータがダウンロード配信された。 2013年9月30日をもって本サービスは終了しており[]、 ダウンロード済みのデータは継続して利用可能だが、新規に入手することは不可能になっている。 しかし、後項で紹介している『メタルギアソリッド ピースウォーカー HDエディション(2011年発売)』では 一部を除き、本サービスのダウンロードコンテンツが収録されている。

配信されたデータの種類は以下の通り。

  1. カムフラデータ
    本編でプレイヤーキャラクターが身につけられる各種『ユニフォーム』の デザイン(カラー、迷彩パターン)を追加するテクスチャデータ。全部で34種類 (野戦服、ネイキッドで共通のデザインは別の種類としてカウント)[]。 『HD EDITION』にはすべて初期状態から収録されている。
  2. WALKMAN楽曲
    本編中のアイテム『WALKMAN(ウォークマン)』で再生できる楽曲データ。 全部で8種類[]。 『HD EDITION』にはすべての楽曲が収録され、 特定の条件を満たすことで解放されていく仕掛けに変更されている。
  3. AI兵器音声
    本編ので戦う各種”AI兵器”の音声を変更するためのデータ。 『MAIN OPS』では変更されず、『EXTRA OPS』専用の音声となっている。 4体のAI兵器それぞれに2種類ずつ(ヒューマンボイス、方言)が配信され、合計で8種類[]。 タイトルメニューの『EXTRAS>データ管理』から使用するデータを選択できる。 『HD EDITION』にはすべて初期状態から収録されている。
  4. 雑誌データ
    本編中のアイテム『雑誌(MAGAZINE)』のデザインを変更できるデータ。全部で3種類[]。 タイトルメニューの『EXTRAS>データ管理』から使用するデータを選択できる。 『HD EDITION』にはすべて初期状態から収録されている。
  5. VOCALOIDエディタ用データ
    VOCALOIDエディタ』の『WALKMAN SONG EDIT』モードで使用できる楽曲データ。 システム上すべてのデータを同時に保存できないが、全部で8種類の楽曲が配信された[]。 なお、このデータに関しては『NetVOCALOID』のサービス提供終了に合わせ、 他のデータよりも先んじて配信が終了した。 『HD EDITION』ではVOCALOIDエディタ自体が廃止されているため 本データも引き継がれていない。

NetVOCALOID

本作におけるオンラインサービスの一つ。 前項で紹介している『VOCALOIDエディタ』で作成したデータをアップロードすることで 専用サーバ上で『VOCALOID』技術による音声合成処理が行われ、その音声データをダウンロードすることができる。 2012年4月27日をもって本サービスは提供が終了している[]

パスコード入力

本作におけるオンラインサービスの一つ。 MGSPWは多くの他社商品とコラボレーションしており、本モードで『パスコード』と呼ばれるものを入力すると 本編でプレイヤーキャラクターが身につけられる『ユニフォーム』のひとつである 『Tシャツ(T-Shirt)』のオリジナルデザインバージョンが入手できた。 パスコードは当時、関連商品の購入や特定店舗での予約などによって入手することができた。 ユニフォーム(Tシャツ)は全部で23種類。

前項で紹介している『追加コンテンツ配信』、『NetVOCALOID』と異なり 明確にサービス終了日は告知されなかったが、 2021年現在はオンラインサービス用の『ネットワーク』メニューそのものが開けなくなっているため、利用不可能となっている。 後項で紹介している『メタルギアソリッド ピースウォーカー HDエディション(2011年発売)』においても、 『追加コンテンツ配信』で配信されたデータと異なり初期状態からは収録されていないため、 本サービス終了以前にパスコードを使用したPSP版のセーブデータで”トランスファリング(セーブデータ共有)”しない限り入手できなくなっている。

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レイヤーキャラクター

本作では、ストーリーテリング上の主人公は前項『登場人物』に記している通り”スネーク”であるが、 ゲームプレイシーンにおいては仲間にしたすべての兵士をプレイヤーキャラクターとして操作することができる。 ただし、一部のミッションはスネーク専用となっており、またスネーク以外の”ユニークキャラクター”については マザーベーススタッフ専用であり操作することができない。 各兵士には固有のステータスが設定されているため、得意な武器やCQCの強さなどが異なる。 ゲームステージ上に存在する敵兵、捕虜を仲間にすることができるが、 プレイヤーキャラクターとして使用する際には、 『女性兵士』、『男性兵士』のそれぞれについて、グラフィック、音声が共通のものとなっている。 またスネークも含め、『ユニフォーム』によって見た目を変えることができる (一部のユニフォームは『VERSUS OPS』専用となる)。 ユニフォームはスネーク、女性兵士、男性兵士で共通のものと、それぞれについて専用のものが存在し、 種類によって『カムフラージュ率』への影響が異なる。

作品との繋がり

本作(MGSPW)は、メタルギアシリーズ全体で7つ目の”小島秀夫監督作品(A HIDEO KOJIMA GAME)”として数えられ、 いわゆる正史シリーズの中核を構成する作品の一つとなっている。 ナンバリング作品となっていないが、 当初は『METAL GEAR SOLID 5 PEACE WALKER』のタイトルで開発が行われていたという経緯があり[]、 ”メタルギアソリッド”シリーズにおける正当な続編という位置づけになっている。

前作『メタルギアソリッド4 ガンズ・オブ・ザ・パトリオット(2008年発売/以下、MGS4)』で 21世紀の世界を舞台とした”ソリッド・スネーク”の物語が完結したが、 本作では再び『メタルギアソリッド3 スネークイーター(2004年発売/MGS3)』に近い時代へと遡っており、 2つの時代の間に存在する”ミッシングリンク”を埋めるストーリーを描くとともに、 MGS3の直接的な続編という側面も強くなっている。 その上で、MGS4で明かされたサーガの真相が匂わされるような形で物語の前提となっており、 同作で描かれた未来の世界につながる伏線のような要素が登場しているのも特徴である。

本作で描かれる事件の詳細や他作品との時系列的な繋がりについては 用語事典の『ピースウォーカー計画』のページや 『正史シリーズの時系列と年表』のページ等で解説しているが、 シリーズをプレイしていない場合には重大なネタバレが含まれるため注意。

ームソフトバリエーション

日本国内で発売されたゲームソフトのバリエーションを紹介。

オリジナル版

通常パッケージの他に、限定カラーのPlayStation Portable本体とグッズがセットになった プレミアムパッケージ、コナミスタイル特別限定版も同時発売している。 また、後項で紹介している『ダウンロード版』もパッケージ版と同時発売である。

通常パッケージ

METAL GEAR SOLID PEACE WALKER
プラットフォーム PlayStation Portable
メディア UMD(1枚)
発売日 2010年4月29日[]
価格 4,980円/税込:5,229円(当時税率5%)[]

プレミアムパッケージ

特別仕様のPlayStation Portable本体がセットになっており、 他にも様々な特典(後述)が付属している限定版。 以下、ゲームディスクの内容は『通常パッケージ』と同じであるため、 プラットフォームとメディアは省略する。

METAL GEAR SOLID PEACE WALKER PREMIUM PACKAGE
発売日 2010年4月29日[]
価格 25,696円/税込:26,980円(当時税率5%)[]

付属している特典は以下の通り。

  1. オリジナル”スカル迷彩”柄のPlayStation Portable本体(PSP-3000XZC)
  2. オリジナルスカル迷彩カラークリーナークロス
  3. PSP用オリジナル特製ポーチ
  4. PSP用オリジナル特製ストラップ

なお、ゲームソフトのパッケージデザインは通常パッケージと同じ。

コナミスタイル特別限定版

コナミの公式ショッピングサイト『コナミスタイル』にて1974セット限定で発売された特別版。 プレミアムパッケージがさらに豪華に拡張された内容になっている(後述)。

METAL GEAR SOLID PEACE WALKER KONAMISTYLE LIMITED EDITION
発売日 2010年4月29日[]
価格 35,220円/税込:36,980円(当時税率5%)[]
備考 収納ボックスが プレミアムパッケージとは異なった 特別デザインになっている。

付属している特典は以下の通り。

  1. オリジナル”スカル迷彩”柄のPlayStation Portable本体(PSP-3000XZC)
  2. オリジナルスカル迷彩カラークリーナークロス
  3. PSP用オリジナル本革製ポーチ
    牛革製のポーチに蛇柄が型押しされている。
  4. PSP用オリジナル本革製ストラップ
    ポーチと同じく牛革製。
  5. オリジナルPSPスタンド(シリアルナンバー入り)
  6. オリジナルドッグタグ(シリアルナンバー入り)
    当時、希望者には任意の名前の刻印が行われた。
  7. オリジナルブックレット

なお、ゲームソフトのパッケージデザインは通常パッケージと同じ。

廉価版

2011年に本作の廉価版(PSP the Best)が発売された。 以下、内容は『通常パッケージ』と同じであるため、 プラットフォームとメディアは省略する。

METAL GEAR SOLID PEACE WALKER(PSP the Best)
発売日 2011年2月24日[]
価格 2,880円/税込:3,024円(当時税率5%)[]

ダウンロード版

オリジナル版の発売時に 本作のダウンロード版も『PlayStation Store』で同時発売している。 ダウンロード版ではPlayStation Vita、PlayStation Vita TVでのプレイも可能となっている。 当時の価格は税込:4,700円(当時税率5%)[]

なお、前項『廉価版』で紹介している『PSP the Best』版の発売と同時に ダウンロード版も同一バージョンに置き換えられ、価格が税込:2,400円(当時税率5%)となった[]。 さらに、後項で紹介している『メタルギアソリッド ピースウォーカー HDエディション』の発売に合わせ、 税込:890円(当時税率5%)の新価格に改定された[]

メタルギアソリッド ピースウォーカー HDエディション

2011年に本作(MGSPW)の映像を高解像度化(HD化)した 移植版『メタルギアソリッド ピースウォーカー HDエディション』が PlayStation 3、Xbox 360向けに発売された。 いくつか原作との差分もあるため注意(詳しくは作品ページを参照)。

METAL GEAR SOLID PEACE WALKER HD EDITION
PlayStation 3版
METAL GEAR SOLID PEACE WALKER HD EDITION
プラットフォーム
  1. PlayStation 3
  2. Xbox 360
    1. Xbox One(後方互換)
    2. Xbox Series X/S(後方互換)
詳しい内容やソフトのバリエーションは以下のページを参照。

PlayStation 3版では『トランスファリング』という仕組みによって PlayStation Portable版とセーブデータを共有できる。 その他、詳細は『メタルギアソリッド ピースウォーカー HDエディション』のページを参照。

また、2013年にメタルギアシリーズの25周年を記念して発売された以下のセット商品にも HD EDITIONの『PlayStation 3版』が収録されている。

METAL GEAR SOLID THE LEGACY COLLECTION
プラットフォーム PlayStation 3
備考 単にゲームディスクが同梱されているのではなく、 複数の作品が同一ディスクにまとめられた独自の仕様になっている。

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ベライズ作品

メタルギア ソリッド ピースウォーカー

”野島一人”氏によるノベライズ作品。 2014年に発売された『メタルギアソリッドV グラウンド・ゼロズ』の 『Amazon.co.jp限定版』に特典として特別仕様の書籍が同梱された。 同年、遅れて以下の文庫版が発売された。

メタルギア ソリッド ピースウォーカー
レーベル 角川文庫
著者 野島一人
ページ数 480
発売日 2014年3月25日[]
価格 720円/税込:792円(税率10%)[]

ゲームでは基本的に主人公”スネーク”の主観からのみ物語が描かれたが、 本ノベライズではスネーク以外の人物たちの主観による描写が組み込まれているのが特徴である。 また、野島氏独自の解釈による新たな状況説明、演出が組み込まれており、 話の構成も一部オリジナルなものになっている。 ゲーム中で提示された史実とストーリーの関連についても深堀りされている。

考・脚注

発売日について


同一プラットフォームにおいて複数の販売形態(パッケージ版、ダウンロード版など)がある場合、 一番はじめに発売されたものの日付のみを記載している。

オリジナル版の発売日の出典


日本版は、公式サイト『メタルギアソリッドの真実』の 作品紹介ページより(2021-02-13現在)。 北米版は、ゲーム情報サイト『IGN』の作品紹介ページより(2021-02-13現在)。 欧州版は、コナミの欧州版サイトの作品紹介ページより(2021-02-13現在)。

HD EDITIONの発売日の出典


日本版は、同作の公式サイトより(2021-02-06現在)。 北米版、欧州版は ショッピングサイト『Amazon』の各国向けサイトの商品ページ( USUK)を参照(2021-02-06現在)。

追加コンテンツ配信サービス終了日の出典


本作の公式サイト(2013年8月30日更新ページ)より(2021-02-15現在)。

追加コンテンツ配信に関する備考


本作の公式サイト(2011年11月2日更新ページ)に 当時配信されたコンテンツの履歴が掲載されている(2021-02-20現在)。

NetVOCALOIDサービス終了日の出典


本作の公式サイト(2012年4月27日更新ページ)より(2021-02-15現在)。

初期タイトル案の出典


コナミ内、旧小島プロダクションの公式ブログ『コジブロ』の 2010年2月23日の記事より(2021-02-14現在)。 同記事には初期タイトルロゴの写真も掲載されている。

『メタルギア・サーガ 第二章』の出典


本作の公式サイトで公開された トレイラー『TACTICAL ESPIONAGE OPERATIONS』より。 なお、2021年現在は公式での視聴は不可能となっている。

オリジナル版の価格の出典


本作の公式サイトより(2021-02-13現在)。

PSP the Best版の発売日の出典


ソニーの商品紹介ページより(2021-02-13現在)。

PSP the Best版の価格の出典


本作の公式サイトより(2021-02-13現在)。

PSP the Best(ダウンロード版)の価格の出典


ゲーム情報サイト『4Gamer.net』の 2011年2月23日の記事より(2021-02-15現在)。

ダウンロード版の改定価格の出典


本作の公式サイト(2011年11月2日更新ページ)より(2021-02-15現在)。

野島一人版小説の発売日と価格の出典


KADOKAWA公式サイトの商品紹介ページより(2021-02-13現在)。

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