エルザ

1970年(MPO)

VISUAL CHANGE

エルザ（Elisa）は、メタルギアの正史シリーズに登場する人物で、 東ドイツ出身の医療技術者、超能力者。 二重人格者であり、もう一つの人格”ウルスラ”は彼女にとって双子の姉のような存在。 戦闘用の能力を持つウルスラと違い、微弱な超能力しか持たないが、 感情豊かで平和的な性格の持ち主。 FOX部隊でメディカルスタッフを務めた。

幼い頃にウラル地方の核惨事に巻き込まれて両親が他界し、また被爆によって生殖能力を失う。 それから彼女には超能力が芽生え、それに目をつけた人間に人体実験の材料にされる中で超能力の強化を目的として人格が2つに分断された。 やがてジーンにより救出され、彼の部下となる。 1970年の『サンヒエロニモ半島事件』の際には ウルスラとは異なりジーンの計画に反発する意志を持ち、 現地で彼と敵対する”ビッグボス”に協力した。 事件の終盤に精神がウルスラと同化し、 ジーンの核発射を止めようとするが反撃に合い、死亡する。