エド(Ed)は、メタルギアの正史シリーズに登場する人物で、アメリカ陸軍に所属する軍人。 体格が良く、全身に入れ墨が入っている。 ”メリル・シルバーバーグ”率いる『ラットパトロール・チーム01』のサブリーダーを務め[注]、 各民間軍事請負企業(PMC)への査察任務に当たる。 部隊では無線手、スナイパーという役割も持ち、 また同じく隊員である”ジョナサン”とはパートナーのような関係にある[注]。 慎重な性格であり、また常に銃の手入れを欠かさない[注]。
2014年にARSOC(米陸軍特殊作戦コマンド)が、 大手PMCのマザーカンパニー『アウターヘブン』を統括する”リキッド・オセロット”による武装蜂起の可能性を察知すると、 部隊のメンバー達と共に彼を追って世界各地を転戦した。
名前 | エド (Ed)(フルネームは不明) |
性別 | 男性 |
国籍 | アメリカ合衆国 (U.S.A/アフリカ系アメリカ人)[注] |
所属組織 |
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主な登場作品 | メタルギアソリッド4 ガンズ・オブ・ザ・パトリオット |
声優 | 飯塚昭三[注] |
声優(英語版) | デイヴ・フェノイ |
モーションキャプチャ | 堀田茂之 |
舞台は2014年。 ”メリル・シルバーバーグ”が率いる 各民間軍事請負企業(PMC)への査察部隊『ラットパトロール・チーム01』の隊員として登場。 部隊ではサブリーダーを務める[注]。また、無線手兼スナイパーという役割も持つ。 メリルらとともに、大規模PMCの統括者”リキッド・オセロット”による武装蜂起を阻止するため世界各地を転戦し、 全編を通してプレイヤー=オールド・スネークとは協力関係にある。 ACT1『Liquid Sun(液体の太陽)』においてはゲームプレイシーンで彼と共闘する場面もある。 ナノマシンによる戦場管理システム『サンズ・オブ・ザ・パトリオット(SOP)』の働きにより 部隊メンバーとの驚異的なチームワークを見せ、戦闘能力も高いようであるが、もともとの彼の実戦経験については不明。 同部隊の隊員である”ジョナサン”とはパートナーのような関係にある[注]。
ACT3『Third Sun(第三の太陽)』にてリキッド・オセロットが『ガンズ・オブ・ザ・パトリオット』により SOPを掌握すると、システムから切り離された後遺症のせいか彼は戦線から離脱。 ACT5『Old Sun(老雄の太陽)』におけるアウターヘイブンへの突入ミッションには参戦していない。 だが無事復帰したようで、エピローグにおけるメリルと、同じく隊員である”ジョニー”の結婚式にて神父を務めている。 式はキリスト教式であり、ACT1ではエドがジョニーに対して『(神に)祈れ!』と叫ぶシーンもあるため、熱心なキリスト教徒なのかもしれない。 ちなみにその式場で腕相撲大会を開いた際、彼はジョニーに勝利したが、 ジョナサンには敗北していた。 その後、ジョナサンはメリルに一瞬で負かされている。
PS3ソフト『メタルギアソリッド4 データベース』に記述あり。
MGS4の旧公式サイトでは『サブリーダー的存在』となっている。 サイトは2020年現在、公開が終了しているが、 Webアーカイブ(Wayback Machine/2010年2月12日時点)にて閲覧が可能 (ただし、FlashPlayerが動作する環境が必要)。
MGS4のエドと彼の相棒であるジョナサンは、 かつて小島秀夫監督が手がけたゲーム『POLICENAUTS(ポリスノーツ/1994年発売)』の主人公”ジョナサン・イングラム”と その相棒”エド・ブラウン”のパロディとして登場したキャラクターである。 声優についても、両作で共通して田中秀幸氏と飯塚昭三氏が担当している。 また、MGS4のACT3『Third Sun』における エド『俺達はいいパートナーだったよな』→ジョナサン『ああ 最高の友達だ』という台詞も、 ポリスノーツにおけるやり取りを再現したものである。 ただし、それぞれ容姿は全く異なっておりあくまで別人である。
MGS4の旧公式サイトに記述あり。 サイトは2020年現在、公開が終了しているが、 Webアーカイブ(Wayback Machine/2010年2月12日時点)にて閲覧が可能 (ただし、FlashPlayerが動作する環境が必要)。
MGS4の旧公式サイトにて『アフリカ系アメリカ人』と記述あり。 サイトは2020年現在、公開が終了しているが、 Webアーカイブ(Wayback Machine/2010年2月12日時点)にて閲覧が可能 (ただし、FlashPlayerが動作する環境が必要)。