メタルギア サヘラントロプス(Metal Gear Sahelanthropus)は、メタルギアの正史シリーズに登場する”二足歩行戦車”で、 兵器シリーズ『メタルギア』の一種。別名”ST-84 メタルギア”。 他のメタルギアと異なり、人間(ヒト)のような”直立二足歩行”の形態を持つことが最大の特徴。 本機は核弾頭の発射機構を持っていないが、 機体そのものを核爆発させる自爆機構を持っているため、 広義にはメタルギア本来のコンセプトである”核搭載二足歩行戦車”に当てはまる。 開発者は歩行兵器開発の権威”エメリッヒ(ヒューイ)”。
実際には、本機が開発された1984年当時、技術的に直立二足歩行を実現させることができず、 サヘラントロプスは未完成の兵器のまま終わっている。 だが、”第三の子供”と呼ばれる超能力者の力により 開発者が空想した通りの駆動を果たし、 当時彼の力を借りた”スカルフェイス”、および”イーライ”の戦力として ”ヴェノム・スネーク”率いる『ダイアモンド・ドッグズ』と戦闘を繰り広げた。
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名前 | メタルギア サヘラントロプス(Metal Gear Sahelanthropus) |
別名 | ST-84 メタルギア(ST-84 Metal Gear) |
全高 | 約 25 m(直立形態時)[注] |
装甲 | 劣化ウラン |
通常装備[注] | |
オプション装備 |
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核装備 | ウラン濃縮アーキアによる劣化ウラン装甲の核爆弾化(自爆機構/約15ktの核出力) |
乗員 | 1名 |
所属組織 | |
開発者 | エメリッヒ(ヒューイ) |
主な登場作品 | メタルギアソリッドV ファントムペイン |
本機の代表的な呼び名である『サヘラントロプス』は、 700万年前に存在していたとされる霊長類『サヘラントロプス・チャデンシス』を由来としている。 サヘラントロプス・チャデンシスは”世界最古の人類”、 つまり地球上で初めて直立二足歩行を成し遂げた生物であると言われており(現実には異説も存在する)、 本兵器はメタルギアの正史シリーズにおいて 『世界初の直立二足歩行兵器』というコンセプトで開発が行われたというストーリーが描かれることから その名前を冠している。
ちなみに、本ページでは便宜上『メタルギア サヘラントロプス』という名前を表題としているが、 これは同兵器のフィギュアやプラモデルといったグッズ展開においてのみ使用されている名前であり、 実際のゲームの劇中においては 単に『メタルギア』や『サヘラントロプス』としか呼称されていない。
MGSV:TPPの初回生産限定版である『スペシャルエディション』に付属した アートブックに掲載されている本兵器のイラスト(設定画)に『ST-84 METAL GEAR』という表記が見られる。 この名称は劇中では登場しておらず、どういう位置づけのものなのか不明である。 しかし、シリーズで初めて登場したメタルギアである『TX-55 メタルギア』を彷彿とさせる名前であり、 兵器としての正式名称などである可能性が高い。 『ST』に関しては『サヘラントロプス(Sahelanthropus)』の略称、また『84』に関しては開発年である1984年を それぞれ表していると推測される。
本機の全高について、 コトブキヤ製のプラモデル『メタルギア サヘラントロプス』の 全高が『約355mm』であり、同製品が『1/100スケール』であることから 実際の大きさは約35.5mということになる。 しかしこれは背部に装着しているレールガンも含んだ高さであるため、 頭部までの高さはその比率からおおよそ25m前後であると思われる。
通常装備については、基本的にMGSV:TPPの劇中から読み取れる情報に基づいて記載しているが、 『アーキアル・ブレード』、『アーキアル・グレネード』の名称については、 コトブキヤ製のプラモデル『メタルギア サヘラントロプス』における 商品情報を出典としている。