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2007年のマンハッタン沖タンカー沈没事件が鎮圧してから愛国者達が 開発を進めていた巨大戦艦「アーセナルギア」に搭載するべく作られた大規模な光ニューロAI。 愛国者達の指示の下、コンピュータの天才であるエマ・エメリッヒ・ダンジガーによって開発された。 G.W.は「デジタル時代においても愛国者達の徹底的な情報統制を実現するための大規模情報検閲システム」であり、 これがアーセナルギアの本質であった。 G.W.は全部で5つ存在する愛国者達のAIプログラムの一つであるが、 このときに新たにG.W.というAIがゼロから作られたのか、もともとあったG.W.に情報検閲のメソッドが組み込まれたのかは謎である。
しかし実は、アーセナルギアとG.W.の存在でさえも愛国者達の真の目的を達成するためのステップに過ぎなかった。 その目的とはS3と呼ばれる、人間の意志をコントロールするシステムを完成させることだった。 アーセナルギアとG.W.はその有効性を立証する最終試験(ビッグシェル占拠事件)を行うための材料だったのである (詳しくはS3計画を参照)。
2009年のビッグシェル占拠事件において、開発者であるエマ・エメリッヒによって作られた ワームクラスターがソリッド・スネークたちの手によって流し込まれ、G.W.は一度崩壊した。 これは愛国者達の策略の範囲内であったが、愛国者達はG.W.が完全に崩壊したものであると認識してしまったため、 2014年にリキッド・オセロットはG.W.を修復して 愛国者達を滅ぼすための突破口として利用することになる(ガンズ・オブ・ザ・パトリオットを参照)。