『メタルギアソリッド3 スネークイーター』および 『メタルギアソリッド デルタ: スネークイーター』における 序章”バーチャスミッション”のマップ付きストーリー攻略ガイドです。
無線の会話が終了したら、先のイベント中に木の枝に引っかかってしまった 『バックパック』を回収しましょう。 バックパックは『A』地点の”登れる木”の上にあります。 マップの東 (右)側のルートから北 (奥)方向に移動し、その途中で 『ライフ回復剤』を入手しておきましょう。 突き当たりの高い段差は飛び降りられます。
『A』地点に着いたら、木の南 (手前)側にある”ツタ”の前で『アクションボタン (MGS3のPS版では三角ボタン/デルタのPS版ではバツボタン)』を押して 木に登りましょう。上まで行くと自動的にスネークが木の枝へと移動するので、 枝の先まで進んだら再びアクションボタンを押すと ”エルード (ぶら下がり)”状態へと移行し、バックパックを回収できます (エルード状態で枝の先まで進んでもOK)。
回収すると再び無線での会話とイベントが流れます。 その中で、作戦の後方支援メンバーである”パラメディック”と、 スネークのかつての恩師である”ザ・ボス”が登場します。
『スタート地点』の南 (手前)側は巨大な”崖”になっています。 ここは落下するとゲームオーバーとなってしまうので、もし近づいて ”エルード”状態になった場合は、落ち着いて『アクションボタン』で上に戻りましょう。
『スネークイーター3D』を除き、 MGS3のサブシスタンス以降のバージョンでも オリジナル版と同じ ”俯瞰 (ふかん)カメラ”に切り替えることができます(PS2, PS3では右スティック押し込み)。 基本は自由視点カメラの方がプレイしやすいですが、俯瞰カメラに切り替えると 画面の上方向が”北”に固定されるため、進む方向をマップと照らし合わせて確認したい場合に 活用しましょう。
なお、リメイク版 (デルタ)の 『NEW STYLE』でプレイしている場合には俯瞰カメラは使えませんが、 代わりに『コンパス』というアイテムが使用可能となっており、 装備することで目的地の方向を確認することができます。
イベントが終了したら、次のステージに進む前に 移動や武器の練習も兼ねてこのステージ内を探索してみましょう。 なお、マップの南 (手前)側には『A』地点の倒木の下をホフクして通れば戻れます。
一部の銃で銃声を消すために使える”サプレッサー (抑音器)”は消費アイテムとなっています(耐久ゲージがゼロになるとなくなります)。 このステージのように敵兵がいない場所でMk.22などを撃つ際には、 もったいないのでサプレッサーを外しておきましょう。 サプレッサーは、『武器ウィンドウボタン (MGS3のPS版ではR2ボタン/デルタのPS版では方向キー右)』を 長押しして、該当の銃の説明が表示されている状態で 『CQCボタン (MGS3のPS版では丸ボタン/デルタのPS版ではバツボタン)』を押すと着脱できます。
ただし、そのまま外れているのを忘れて 敵兵がいるステージで発砲してしまうと見つかってしまうので気をつけましょう。
『武器ウィンドウボタン』を長押しせずに軽く押すと、武器を素早く着脱することができます。 この操作を銃で行うと再度装備した時に装弾数がMAXになる”タクティカルリロード”が使えます。 とても便利なので、弾丸を消費する度に『武器ウィンドウボタン』を2回連打する癖をつけておくのをオススメします。
ちなみにタクティカルリロードをしない場合、原作では 装弾数がゼロになった時しか通常リロードができませんが、リメイク版 (デルタ)では 任意のタイミングで通常リロードも可能です(PS5では四角ボタン)。
原作 (MGS3)における銃の操作について、オリジナル版のPS2、および HDエディションのPS3においては、コントローラーのボタンに搭載されている ”感圧センサー”を使用するアクションとなっています。 『武器ボタン (四角ボタン)』を押すと銃を構え、強く押し込んでから指を離すと発砲、弱く押したままそっと離すと撃たずに銃を下ろします。 これを理解していないと『一度銃を構えたら撃つまで下ろせない』ということになってしまうので 意識して操作しましょう。
一方、PS Vitaをはじめとした感圧センサーが搭載されていないハードへの移植版においては、 この操作が『武器ボタン』以外のボタンも併用する操作に変更されているため、各バージョンの取扱説明書を 参照してください。
リメイク版 (デルタ)の『NEW STYLE』をプレイしている場合、 武器を構えている時に右スティックを押し込むと、 いわゆる”肩越し”の左右方向を切り替える”スイッチ”を行うことができます。 この時、スネークが画面右側に映っている時は ターゲットを照準アイコンの右寄り、画面左側に映っている時は照準アイコンの左寄りに捉えて 射撃を行うと当てやすいです。
本作 (MGS3)のゲームステージには ”ケロタン”というカエルのキャラクターの人形が隠れています。 また、リメイク版 (デルタ)では新要素として ”ガーコ”というアヒルのキャラクターも追加されています。 武器で攻撃すると『ケロケロ』『ガーガー』と鳴き声を上げるのですが、 すべて攻撃してクリアすると称号『KEROTAN』『GA-KO』の条件を満たし、 それぞれ次の周から『ステルス迷彩』『AT-CAMO』が初期装備となります。 いずれも数は全部で64体です。
ケロタンの場所については、原作 (MGS3)とリメイク版 (デルタ)で共通となっています。 またデルタの場合には、 攻撃済みのケロタンとガーコの記録は次周にも引き継がれるため、例えば1つだけスルーしてしまった場合は、 次の周でそれだけを攻撃してクリアすれば制覇扱いとなります。
このステージのケロタンとガーコは、 先ほど”バックパック”を回収した際に乗った木の枝の上から 南東 (左手前)の方向を向くと見つけることができます。『主観モード』で Mk.22を構えて狙い撃ちましょう。
| 初めて登場する動植物 | |
| カササギ |
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| オオアナコンダ |
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| ロシアニセマンゴー |
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| アミメニシキヘビ |
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| アマガエル | |
| シベリアヒトヨタケ |
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| ロシアヒラタケ |
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本作ではライフゲージの他に”スタミナゲージ”というものも存在し、 その2つを回復するために”食糧 (フード)”を調達して 食べるという仕組みが採用されています(回復の詳細については後ほど取り上げます)。
その調達のメインとなるのが、ステージ内にいる動植物の”捕獲 (キャプチャー)”です。 動物は銃やナイフで殺害、植物は一度攻撃すればアイテムボックスとして取得できます。 また動物は、種類によっては眠らせることで”生け捕り”が可能です (種類は『食糧 (フード)一覧』を参照してください)。 今後のためにも、敵兵のいないこのステージでキャプチャーを試しておきましょう。
なお、本攻略ではすべての動植物の位置は記載しませんが、各ステージで”初めて登場する動植物”がいる場合には 上記のような表を掲載しています。 またそれ以外にも、その都度キャプチャーしておくと役に立つものの情報も紹介しています。
難易度がNORMAL以下の場合は、周囲にいる生物 (人間、動植物)の位置を知るためのアイテムとして 『生体センサー』、『動体探知機』、『アクティブソナー』の3つが 初期装備となっています(難易度HARDでは生体センサーのみで、難易度EXTREME以上では何もありません)。 草むらなどで小さくて見えづらい動植物を探す時にも役立つので活用しましょう。
高難易度でプレイしていない場合は、アクティブソナーが 最も使い勝手が良いのでオススメです。音を発して敵兵に聞かれるかもしれないというリスクがあるものの、 3つのセンサーの中で唯一、使用したタイミングにおける 全生物の位置を確実に知ることができます。
本作には、ステージ中で”捕獲 (キャプチャー)”できる動植物が 合計で48種類登場します。 それらをすべてアイテムとして入手してクリアすると 特定の称号 (原作(MGS3)では『MARKHOR』、リメイク版(デルタ)では『WHALE』) の条件を満たし、次の周から『EZ GUN (通常は”VERY EASY”でのみ使用可能な特殊武器)』が 初期装備となります。 自信のある方は挑戦してみましょう。
本作には”足音”の概念があり、敵の近くの地面(床)を走ると気づかれてしまうのですが、 ”ストーキング”というアクションで低速移動を行うと足音を消すことができます。 敵兵に背後から近づく際だけでなく、野生の鳥に逃げられないように近づく際にも有効なので、 本ステージで”カササギ”を捕獲するために使ってみましょう。
参考までに、原作 (MGS3)では 十字キーで移動、リメイク版 (デルタ)のPS5では 『L1ボタン』を押しながら移動すればストーキングになります。 スティックを少しだけ倒してゆっくり歩いても 同じ効果は得られないため注意しましょう(『スネークイーター3D』だけは ストーキングが廃止され、3Dスティックでゆっくり歩けば足音が消せるようになっています)。
新しいアイテムを入手したり、ストーリー上の進展があったタイミングで仲間たちに無線連絡をすると 様々な会話が聞けるため積極的に連絡してみましょう。 特に本作 (MGS3)は、シリーズ中でも無線のボリュームがトップクラスで ユーモアに富んだシナリオも非常に多いので、事あるごとにしつこいくらい連絡してみるのがオススメです笑。 ネタバレは避けますが、”序章 (バーチャスミッション)”でしか話せないキャラクターもいるということを頭に入れておきましょう。
なお、新しい食糧 (フード)を手に入れた時には ”パラメディック (『145.73』)”に無線連絡すると その食糧について説明してくれます。 動植物の生態や食した時の効能などを丁寧に説明してくれるパラメディックと、 常に味・美味しさにしか関心がないスネークの掛け合いが とてもコミカルに描かれています。
ステージの探索が終わったら、マップの『目的地』から 次ステージ『ドレムチイ沼沢部』へと進みましょう。
セーブ用の専用回線 (『140.96』)で”パラメディック”に無線連絡をするとセーブを行うことができます。 セーブデータをロードすると、セーブをしたステージへ突入した時点や ボス戦の終了後から再開となるため、ステージ移動をした際やボス戦が終了した際に 毎回セーブするようにしましょう。 加えて、パラメディックはセーブ時に自分の好きな映画の話をしてくれるのですが、 新規ステージでのセーブを繰り返すと 多くのバリエーションを聞くことが出来ます。
| 初めて登場する動植物 | |
| インドガビアル |
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| バルトスズメバチの巣 |
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| ガラヴァ |
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ここにもまだ敵兵はいないので、ステージ内を探索して アイテムと食糧 (フード)を入手しておきましょう。
このステージで登場する”底なし沼”は、中を通っていると 少しずつスネークが沈んでいき、頭まで浸かるとゲームオーバーとなってしまいます。 そのため沼を横切る時は、まず普通の地面との境目ギリギリから 進みたい方向へ”ローリング”で飛び込むことで 最初の距離を稼ぐようにしましょう。また、ステージの北 (奥)側へ抜ける時は 中央部の島のような場所か、西 (左)側の地面を経由するようにしましょう。
このステージで初登場する”ワニ (インドガビアル)”は 耐久力が高いため、サバイバルナイフの”突き”で倒すのがオススメです。 突きは、立った状態かしゃがんだ状態でナイフを構えて『武器ボタン (MGS3のPS版では四角ボタン/デルタのPS版ではR2ボタン)』を 長押しすると繰り出すことができます。 当たりどころにもよりますが、顔の近くに当てれば1~2発で倒すことができます。 なお、ワニは近づくと尻尾で攻撃してくるため、突きを当てる際には距離感に注意しましょう。 また、『A』地点の草むらの中にいるワニは姿が見えづらいので注意しましょう。
ちなみに、”ホフク”状態の時には突きは出せません。 ホフク時の攻撃モーションが突きと似ているため勘違いする方が多いのですが、 そちらは突きに比べて威力が大幅に低いです。ワニに対してはしゃがみ状態で攻撃しましょう。
木にぶら下がっている”バルトスズメバチの巣”は 武器で攻撃すると地面に落ちてアイテムボックス化しますが、 落ちてから”羽音”が聞こえている間は 近づくと蜂 (ハチ)に攻撃されてしまいます。 そのため、離れた場所からMk.22で撃つのもアリですが、 もし近くで落としたい場合には初期装備の『葉巻 (はまき)』を 装備しておくと攻撃されなくなるので活用しましょう。
なお、これ以外で葉巻が ゲームステージで活躍することはほぼありませんが、装備した状態で 仲間たちに無線連絡すると面白い会話が聴けるので試してみましょう。
本作におけるライフゲージの回復は”自然回復”が基本となります。その回復速度は ライフの下にある”スタミナゲージ”の残量が多いほど早くなります。 スタミナは”サバイバルビュアー (MGS3のPS版ではSTARTボタン/デルタのPS版ではタッチパッドボタン)”の『FOOD』から ”食糧 (フード)”を食べることで回復でき、 食事によって間接的にライフを回復させるという仕組みが ”サバイバル”を表現した本作のゲームデザインの柱となっています。 常にスタミナに気を配り、できるだけMAXを保つようにしましょう。
一応、即座にライフを回復できる『ライフ回復剤』というアイテムが用意されていますが あまり手に入らないため、どうしてもプレイがうまくいかない場合の救済措置のようなものだと考え、大事に使いましょう。
探索が済んだら、マップの『目的地』から次ステージ『ドレムチイ北部』へと進みましょう。 移動すると、そのままイベントシーンが始まります。
このステージで初めて敵兵が登場します。 無線の中で”ザ・ボス”が言っているように、今後は 常に画面下部に表示されている”カムフラージュ率 (パーセンテージ)”を意識して 敵から見つからないようにしましょう。
”サバイバルビュアー”を開き (PS5では中央パネル)、メニューの 『CAMOUFLAGE』からフェイスと ユニフォームを変更できます。 同じステージ内でも地面や壁によって変動するため 常に気を配る必要がありますが、ひとまずこのステージでは 『ウッドランド (フェイス)』と 『タイガーストライプ (ユニフォーム)』あたりが 汎用性が高いのでオススメです。
リメイク版 (デルタ)では、 予約・早期購入特典や『Sneaking DLC Pack』といったダウンロードコンテンツ (Digital Deluxe Editionにも含まれる)を適用していると 原作(MGS3)にはなかった様々なカムフラージュアイテムが最初から使用できるのですが、 中には大きく攻略難易度を下げる特殊効果を持ったユニフォームも含まれています(特に、足音が消せるという効果がかなり大きいです)。 これは筆者の個人的な意見ですが、潜入・サバイバルの緊張感を味わいたい場合、1周目では ダウンロードコンテンツを使用しないことをオススメします。 本攻略においても、それらの使用には言及しません。
アイテムと食糧を回収する前に、練習も兼ねて このステージにいる敵兵をすべて倒してみましょう。 兵士はマップの『A』~『D』の付近に1人ずつ、計4人います。
せっかちな人は立って歩きたくなってしまうかもしれませんが、 訪れたばかりで把握しきれていないステージでは 急に敵兵と鉢合わせするリスクが高いので 最もカムフラージュ率を高められる”ホフク移動”を基本としましょう。 ホフク状態のまま麻酔銃 (Mk.22)を構えて 離れた位置から敵を眠らせていくやり方が 本作のステルスアクションにおける最もラクな攻略法です(”サプレッサー”を装着しておくのを忘れずに)。
なお、眠った敵兵は時間が経つと起きてしまいます。なので、もし”ノーキル”を目指していない場合には、 この後でゆっくりアイテム回収を行うために 眠らせた兵士をサバイバルナイフで殺害しておくのがオススメです (ノーキルなどのプレイ成績によって得られる称号と報酬については『称号一覧』のページを参照してください)。
Mk.22で敵兵を眠らせる時、基本は 一撃で眠らせられる”ヘッドショット (頭部に命中させる)”を狙うのが良いですが、 敵が歩いていて狙うのが難しい場合には、一旦胴体を撃つのがオススメです。 すると敵が警戒して少しの間動きを止めるので、その間に2発目で 頭部を狙い撃ちましょう。
なお、近くの地面などを撃ってしまうと 着弾の音を気づかれて『警戒フェイズ』に移行し 増援を呼ばれてしまうので、必ず敵の体には当てるように意識しましょう。
リメイク版 (デルタ)の『NEW STYLE』でプレイしている場合、Mk.22の弾道は”重力”でかなり落ちるため、 距離に応じて高めの位置を狙うのがポイントです。 加えて、”肩越し(TPS視点)”で狙う場合には 前項の『射撃アクションの”スイッチ”を覚えよう』で解説した左右の合わせ方も忘れずに。
もし敵に見つかり『危険フェイズ』となってしまった場合には、銃で戦うよりも 近接戦闘術『CQC』の”直投げ”がオススメです。 直投げは、敵の近くで”方向キー”を倒したまま 『CQCボタン (MGS3のPS版では丸ボタン/デルタのPS版ではR2ボタン)』を入力すると繰り出すことができます(方向キーの向きはどちらでもOK)。
直投げは敵を一撃で気絶させることができ非常に使い勝手が良いので、正直初心者がクリアすることだけを考えれば Mk.22の射撃と この直投げをマスターすれば事足りてしまうレベルです。 なお、方向キーをうまく入力できていないと敵を”拘束”してしまいますが、その場合は そのまま”首絞め”をすれば気絶させることができます(MGS3ではCQCボタン連打/デルタではCQCボタンを素早く押し直し→長押し)。 焦ってボタンから指を離してしまうと敵が逃げてしまうので気をつけましょう。
| 初めて登場する動植物 | |
| スンダルリチョウ |
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| ヤーブラカマラカ |
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敵兵を倒したら、ステージ内にあるアイテムと食糧 (フード)を回収しましょう。
なお、実は本作では”序章 (バーチャスミッション)”をクリアした時点で 一度すべての所持品がリセットとなるため、それまでに手に入る装備品はいわば”お試し”のようなものとなっています。 ですが、本攻略では次ステージでちょっとした活用法を紹介しているため、 このステージにある『SVD (スナイパーライフル)』と 『赤外線ゴーグル』は入手しておきましょう。
倒した敵兵の体は手で持ち上げることができ(PSでは四角ボタン)、 持ち上げてから再び地面に下ろすとアイテムボックスが出てきます。 睡眠・気絶状態の敵兵からは2つ、死亡している敵兵からは 1つだけアイテムを取得できます。 ちなみに、ボタンを押しっぱなしにして移動すると 敵兵の体を引きずって移動させることができ、遺体を隠す場合などに利用できます。
アイテムの回収が終わったら、マップの『目的地』から 次ステージ『ドリノヴォドノ』へと進みましょう。
敵に警戒されていたり見つかっている状態(『警戒フェイズ』~『危険フェイズ』)で 次ステージ『ドリノヴォドノ』に進んでしまうと、イベントシーンを一つ見られなくなり、 またラクな攻略法が使えなくなってしまいます。 もし警戒されている場合は身を隠して警戒を解くか、場合によっては ロードし直してステージ突入時からやり直すのがオススメです。 本攻略でも、一切警戒されていない『潜入フェイズ』で進んだ場合を想定してテキストを書いているため ご了承ください。
| 初めて登場する動植物 | |
| なし |
ステージ突入時のイベントシーンで示唆されていますが、 マップの『A』地点の木にぶら下がっている”バルトスズメバチの巣”を攻略に利用できます (前項でも説明していますが、突入時に『警戒フェイズ』以上だと利用できません)。
『スタート地点』付近に身を隠しながらMk.22で巣を撃ち落としましょう(しつこいですが、”サプレッサー”を忘れずに)。 すると、巣から飛び出した”蜂 (ハチ)”に敵兵が驚いて吊り橋の方に逃げていきます。 さらに、橋の上と対岸にいる兵士も含めて すべての敵兵 (計4人)が『目的地』の先まで逃げていくため、しばらくの間ステージ内に敵兵がいない状態になります。 ただし、時間が経つと同じく『目的地』から全員が戻ってきてしまうため注意しましょう。
前ステージで入手したSVD (スナイパーライフル)を使って ここで狙撃の練習をしておくのもアリかと思います。 新しい武器を使用するには、”サバイバルビュアー”の『BACKPACK』>『WEAPON』から 選択して”武器ウィンドウ”内に入れましょう。 SVDを構えたまま『主観モード (MGS3のPS版ではL1ボタン/デルタのPS版ではR1ボタン)』にすると ”スコープ”を覗いた状態になります。また、その状態から スコープの拡大率も変更できます (MGS3のPS版では三角ボタン/デルタのPS版では右スティック押し込み)。
橋の前にいる敵兵が蜂 (ハチ)に驚いて逃げていったのを見届けたら、 急いでマップの『B』地点まで移動して 北 (奥)方向にSVDを構え、 『C』地点のあたりに照準を合わせましょう。 すると、やがて敵兵全員 (4人)が『C』地点を通るため 死角まで逃げてしまう前に狙撃して倒しましょう(1人あたり2発~3発当てる感覚でガンガン連射しましょう)。 ここで全滅させてしまえば時間を気にせずにステージを探索可能になります。 もし一旦死角まで逃げられて『警戒フェイズ』になっても、増援は『目的地』側からしか来ないため 引き続き対岸に向かって狙撃を続けて全滅させればOKです。
橋を左右で吊り下げている たくさんの”ロープ”は武器で切断することができます。 切断数が多くなるほど橋の揺れが大きくなるのですが、切断した瞬間に 橋の上に敵兵がいると足元がふらついて下に滑り落ちていくのを見ることができます。 今回は敵に見つからない攻略法を紹介していますが、もしゴリ押しの ”ランボープレイ”などをする場合には面白いので試してみましょう。
敵兵がいなくなったら、マップ中央の”吊り橋”を渡りましょう。 橋は素早く移動したり両脇を通ると、左右に滑り落ちそうになります。 ただし、滑ってもスネークは橋に手で掴まって”エルード”状態となるため、 落ち着いて『アクションボタン (MGS3のPS版では三角ボタン/デルタのPS版ではバツボタン)』で上に戻れば大丈夫です。
対岸まで渡ったら、マップの『目的地』から 次ステージ『ラスヴィエット』へと進みましょう。移動するとイベントシーンが始まります。
なお、『E』地点から下の足場に立ち寄る場合は道が細いので 北 (奥)側の壁に張り付いたまま移動しましょう。 前項でも説明しているように、ここでの武器はいわば”お試し”なので 『XM16E1 (アサルトライフル)』の入手・使用はお任せします。 すでに敵兵を全滅させていれば銃を撃ち放題なので、ここで試し撃ちしておくのもアリかもしれません。
”トム少佐 (ゼロ少佐)”から指示があったように、”ソコロフ”のいる北東部 (右奥)の部屋の入り口を目指しましょう。 ここは敵兵がとても多いため、建物の中を探索しようとすると見つからないようにするのがなかなか難しいのですが、 実はこの後にゆっくり探索できるタイミングがあるので一旦 動植物やケロタンはスルーして『D』地点にあるハシゴから屋根の上に登りましょう。
『A』→『B』→『C』と ステージの端 (フェンス沿い)をホフクで進んでいけばほぼ見つかりません。 ただし、『C』→『D』区間には敵兵が1人警備しているため、Mk.22で 眠らせましょう。
『E』地点から”エルード (ぶら下がり)”→『ホフクボタン (MGS3のPS版ではバツボタン/デルタのPS版では丸ボタン)』で 『目的地』に降りましょう。 なお、『F』地点のあたりに敵兵が1人いるため、降りる際には こちらを見ていないことを確認しながら降りましょう。心配な場合は先に 屋根の上からMk.22で眠らせるのもアリです。
『目的地』に着くとそのままイベントシーンへと移行し、救出対象である”ソコロフ”と接触します。 その後、脱出を図る中でソコロフを狙う新たな勢力”GRU (ソ連軍部の諜報機関)”が登場。 スネークは、その精鋭部隊『山猫部隊』の隊長を務める兵士”オセロット”と出会います。
| 初めて登場する動植物 | |
| ラット |
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イベントが終了すると、イベント中にスネークが制圧した オセロットと山猫部隊の隊員たちが地面に倒れていますが、いずれも気絶・睡眠状態のまま起きることはありません。 シナリオを進める前に、初めて登場する動植物の回収や、ケロタンなどのタスクをこなしましょう。 もう序章は終了間近なのでアイテムは入手してもあまり意味がないですが、 『M37 (ショットガン)』の試し撃ちくらいはしてみても良いかもしれません。
先に逃げてしまった”ソコロフ”を追って、 マップの『目的地』から前ステージ『ドリノヴォドノ』へと戻りましょう。 移動すると、そのままイベントシーンへと移行します。
その中で、遠隔地からの無線通信で作戦に参加していると説明されていたはずの ”ザ・ボス”が突如姿を現し、ソ連への亡命を宣言。さらに彼女の協力者として、GRUの”ヴォルギン大佐”と、 かつてザ・ボスが率いていたとされる特殊部隊『コブラ部隊』のメンバーが登場します。 その”裏切り”によりバーチャスミッションは失敗。スネークはザ・ボスの手で川に投げ落とされ 重傷を負ってしまいます。
イベントが終わると、川岸にスネークが横たわった状態で 序章最後のゲームプレイパートへと移行します。
ゲームを進める前に、カメラで周囲を見渡してみると スネークの左手側の奥の方にある岩場に 謎の白骨死体が倒れているのを確認することができます。 これが誰の遺体なのかはストーリーの中で判明するため、覚えておきましょう。
なお、このあとのデモシーン中、画面右上に『主観モード』のアイコンが表示されるので その時に主観に切り替えて視点を左に振っても遺体を見ることができます。
イベントの中で”パラメディック”から説明があったように ”サバイバルビュアー”の『CURE』から重傷の治療を行いましょう(ここがいわば 治療の”チュートリアル”のようなものになっています)。 負っている重傷は、『切創』4箇所と 『骨折』2箇所です。 必要な治療アイテムは 『重傷の治療方法一覧』を参照してください。
すべての治療が終わると再びイベントシーンへと移行し、 ”序章 (バーチャスミッション)”が終了します。またその中で 『オープニング映像』が再生されます。前項でも触れていますが、 ”本篇 (スネークイーター作戦)”の開始と共に所持品はリセットされます。
実は、原作 (MGS3)の移植版である『HDエディション』のPS3・Xbox360版の オープニング映像は、なぜかオリジナル版と比べて 楽曲『Snake Eater』の再生タイミングが5秒近くも”音ズレ”しています(厳密には、先に再生されていた別BGMが消えて 楽曲が”前倒し”になっています)。 これについて公式の説明はないですが、別メーカーが開発を担当した HDエディションのPS Vita版ではオリジナル版と 同じ演出になっていることから、仕様ではなく”不具合”である可能性が高いです。 後に発売された『マスターコレクション』においては この問題が修正されています。
本篇”スネークイーター作戦”開始時のデモシーンにおいて、 スネークが”ドローン”の中にいるシーンで 画面右上に『主観モード』のアイコンが表示されますが、 その時に主観に切り替えて視点を上に振ると とある女性のポスターが貼られているのを見ることができます。
この方は”菊地由美”さんという女優さんで、メタルギアシリーズの生みの親”小島秀夫”監督と 昔から交流があり、かつては旧小島プロダクションの公式サイトにて 2人がMCを務めるネットラジオ番組『HIDECHAN! RADIO (ヒデチャン! ラジオ)』が配信されていたことから 当時からのメタルギアファンにはお馴染みの人物となっています。 さらに、後のシリーズ作品においても様々な形で参加されているため、次作以降もプレイ予定の方は覚えておきましょう。
ちなみに、本作 (MGS3)では菊地さんの他にも 様々なタレントさんのポスターがゲームステージ中に貼られているのですが、 リメイク版 (デルタ)では、『LEGACY STYLE』でプレイしている場合には 原作と同じポスターで、『NEW STYLE』でプレイしている場合には タレントさんから新たに提供された”現在の姿”の写真に置き換わっています。