メタルギアソリッド スネークイーター 3D(METAL GEAR SOLID SNAKE EATER 3D)は、2012年にコナミから発売されたニンテンドー3DS用ゲームソフトで 『メタルギアソリッド3 スネークイーター(2004年発売/以下、MGS3)』のリメイク作品。 全編に渡って”裸眼3D”に対応し、さらにMGS3より後の作品で採用された 『TPS方式の射撃アクション』、『中腰移動』が可能となっていることが特徴。 その他、ハードの特性が活かされたギミックもいくつか搭載されている。 なお、ストーリーパートにおける演出も含め、 ゲームの基礎的な部分は”移植”に近い形でハードに最適化されたような内容となっており、純粋なリメイク作品ではない。
タイトル | メタルギアソリッド スネークイーター 3D(METAL GEAR SOLID SNAKE EATER 3D) |
開発元 | |
発売元 | コナミデジタルエンタテインメント |
原作 | メタルギアソリッド3 スネークイーター(PlayStation 2/2004年発売) |
ゲームデザイン |
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脚本 |
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美術 |
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音楽 |
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ジャンル |
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プレイ人数 | 1人 |
プラットフォーム | ニンテンドー3DS |
発売日 |
パッケージ版[注]
ダウンロード版[注]
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対象年齢 | CERO:D(17才以上対象) |
公式サイト | https://www.konami.com/mg/archive/mgs_se/(2021年現在) |
前作 | メタルギアソリッド HDエディション(2011年) |
次作 | メタルギアソリッド ソーシャル・オプス(2012年) |
2012年にニンテンドー3DS専用として発売されたゲームソフトで、 『メタルギアソリッド3 スネークイーター(2004年発売/以下、MGS3)』のリメイク作品。 全編に渡って”裸眼3D”に対応しているほか、 TPS(サードパーソン・シューティング)方式の射撃モードや”中腰移動”など、 『メタルギアソリッド4 ガンズ・オブ・ザ・パトリオット(2008年発売/以下、MGS4)』から 導入されたアクションが追加されていることも大きな特徴である。 その他にも操作性にいくつか変更が加わり、またハードの特性を活かしたギミックも盛り込まれている (後項『本編における変更点』を参照)。 ニンテンドー3DS用の『拡張スライドパッド』にも対応。
なお、ゲームの基礎的な部分は ほぼ”移植”に近い形でハードに最適化されたような内容となっており、 『メタルギアソリッド ザ・ツインスネークス(2004年発売)』のような純粋なリメイク作品ではない。 言い方を変えれば、MGS3をプレイしたことのないユーザーが その1バージョンとして本作を選択しても差し支えない作品になっているとも言える。 だが、全体的に明るめな色彩になっているなど、グラフィックの見え方に多少違いはある。 また、原作では本編以外にもいくつかのコンテンツが収録されていたが、 本作ではすべて廃止されているため注意(後項『本編以外のコンテンツの廃止』を参照)。
なお、ストーリーや登場人物については『メタルギアソリッド3 スネークイーター』のページを参照。
本作におけるゲーム本編(ストーリーモード)は 『メタルギアソリッド3 スネークイーター(2004年発売/以下、MGS3)』から いくつかの変更が加えられている。
原作との主な違いは以下の通り。
本作にはゲーム本編以外のコンテンツは収録されていない。 原作である『メタルギアソリッド3 スネークイーター(2004年発売)』と その拡張版『メタルギアソリッド3 サブシスタンス(2005年発売)』では ゲーム本編以外にも様々なコンテンツが収録され、 また『メタルギアソリッド HDエディション(2011年発売)』では一部が継承されているが、 本作『スネークイーター3D』ではその一切が廃止されている。
本作は『メタルギアソリッド3 スネークイーター(2004年発売/以下、MGS3)』のリメイク作品であるため、 他作品とのストーリー的な繋がりもMGS3と同様の扱い(いわゆる”正史シリーズ”)となる。 前項『概要』に記している通り、 純粋なリメイクではなく”移植”に近い形で開発された作品となっており、 ストーリーパートに関しても基本的に演出の変更などはなく、 音声も原作のものが流用されている(ただし新しい操作や仕様変更に関連する新録は一部ある)。
日本国内版のソフトのバリエーションを紹介。
蛇柄のエンボス加工が施された”Snake Comouflage仕様”の ニンテンドー3DS本体が同梱された数量限定版。 当時、コナミの公式ショッピングサイト『コナミスタイル』にて抽選販売が行われた、