来た道を通って”高圧電流床”のあったエリアまで戻りましょう。
フロアを移動する前に、オタコンから入手したIDカード Lv.4で 入れるようになった西 (左)側の小部屋で『暗視ゴーグル』を手に入れておきましょう。 なお、この時点で地雷探知機を持っていない場合には そちらが代わりに落ちています。
ちなみに、前回訪れた時にすでに入手してしまった消費アイテムは この時点ではまだ復活していません。
マップの『A』地点のテーブルの上を見ると なぜか”モアイ像”が置かれています。 特に意味のないオブジェですが、後のシリーズでもセルフオマージュで 度々登場する要素になっています。
オタコンがくれた、『女が一人になる所』という メリルの居場所に関するヒントの答えは”女子トイレ”です。 エレベーターに乗って、トイレのあった『B1 (地下1階)』に移動しましょう。
マップ北東 (右奥)の部屋が女子トイレになりますが、最初は扉が開かず 入ることができません。このステージを警備している敵兵士の中には 変装したメリルが紛れており、彼女がトイレに入ったのを確認した後に 続けて入る必要があります。攻略の方法は2パターンあります。
1つ目のパターンは、マップの『A』地点に隠れて女子トイレの入口を観察し、 メリルが入っていくのをひたすら待つ方法です。女性の敵兵士はいないため、 兵士が入っていったらそれが確実にメリルです。この方法は敵に見つかるリスクもないため ラクに攻略したい場合はオススメです。
2つ目のパターンは、マップ南 (手前)のエリアで 敵兵に紛れているメリルを見つけて、彼女の視界に入ることです。そうするとメリルがスネークに気づき 走って女子トイレへと向かいます。 メリルを見分けるコツは、オタコンが話していたように お尻を振るような歩き方をしていることです。よく観察すると お尻の動きに合わせて『クイッ クイッ』という特殊なSE (効果音)まで流れています。 本物の敵兵に見つかるリスクがありますが、演出が面白いので自信のある方は試してみましょう。
メリルがトイレに入ったら続けて入り、一番奥の個室 (『B』地点)に移動すると イベントへと移行し、その中で『PALカード』と『IDカード Lv.5』を入手できます。
なお、この後にアイテムの回収ができるタイミングがあるため、 この時点では無理して回収しなくても大丈夫です。
メリルが女子トイレに入った後、急いで 一番奥の個室 (『B』地点)まで移動すると、 着替える時間がもらえなかったせいか メリルが次のイベントシーンで下半身が下着の姿で登場します (ローポリゴンなので恩恵は少ないですが……笑)。
『A』地点まで移動するとイベントが発生し、装備を整えるための猶予タイムとなります。 そうすると、もう”女子トイレ”には入れなくなるため レーションが足りない場合には 先に個室のレーションを入手しておきましょう。
次ステージに進む前に、南 (手前)側のエリアにあるアイテムを回収しましょう。 特に『ダンボールB』は必ず入手しておきましょう。 また、『ジアゼパム』についても 今後必要になるので、見つけたら所有限界まで補充しておきましょう。
ちなみに、この時点でまだファマスを持っていない場合は ここで入手できます。
メリルのことを『主観モード』で見つめ続けると 彼女が照れて様々なセリフを喋るという仕掛けがあります。
メリルに攻撃を加えると追いかけてきて、捕まると報復攻撃をされます。 スネークが立っている場合はビンタ、ホフクしている場合は蹴りをお見舞いされます。 逃げたまま次のステージに進んでしまわない限りは 永遠に追いかけてきて許されません。”ダンボール箱”を被っている場合も 『スネーク!』と呼ばれて外に出されてしまいます。
なお、彼女を殺害してしまうと 当然ゲームオーバーとなるので注意しましょう。
装備が整ったら、北の『地下整備基地』を目指すべく、 マップの『目的地』にある扉から『所長室』へ進みましょう。
奥の扉まで進みましょう。扉の前に着くとイベントが発生し、何やらメリルの様子がおかしくなります。 イベントが終わったら IDカード Lv.5を装備して 扉に入りましょう。
メリルの様子がおかしくなった後に 『主観モード』に切り替えると、スネークではなく彼女の視点になっています。
スネークとメリルが部屋の中に入ると 入口の扉が閉ざされて外に出られなくなります。 その後、一定時間が経過してから『A』地点付近に移動すると 再びイベントが発生し、メリルを洗脳し操っている”サイコ・マンティス”が姿を現します。 その後、メリルはスネークに銃を向け始めます。
無線が入り、キャンベルとナオミから マンティスに操られているメリルを 気絶させるよう指示されるので、従いましょう。 ”首絞め”でも可能ですが、回数を謝ると殺害してしまうので ”投げ”を繰り返すのがオススメです。また、スタン・グレネードを使っても 気絶させることが可能です。 メリルが気絶すると再びイベントへと移行します。
イベントに入ると、デモンストレーションとして マンティスが”世界最高”と自負する超能力を披露してきます。
まずマンティスは”読心能力”によって プレイヤーの人間性について言及してきます。 ここでは、本作におけるこれまでの 『敵に発見された回数』、『敵に殺害された回数』、『トラップによって死亡した回数』の 3つのプレイ成績に基づいてセリフが変化するようになっています。
次に、同じく”読心能力”によって プレイヤーの趣味を当てようとしてきます。 これは、初代PlayStationの『メモリーカード (セーブデータ記録用メディア)』に 記録されている他のゲームのセーブデータを元に プレイヤーの嗜好を言い当てるという仕掛けになっています。 当然、本作が発売した1998年以前のゲーム作品にしか対応しておらず、以前は 移植版でプレイしている場合には聞くことができないセリフが多く存在していましたが、 『マスターコレクション(2023年発売)』においては ”仮想メモリーカード”のセーブデータ編集機能が搭載されたことで、すべてのセリフを聞くことが可能になっています。
最もレアなものとして、本作と同じく”小島秀夫”監督が手掛けた 『スナッチャー』と『ポリスノーツ』というゲーム作品がありますが、その初代PlayStation版(いずれも1996年発売)の セーブデータが入っていると、マンティスの『小島作品が好きなようだな?』というセリフに加えて 監督からの『いつも応援してくれてありがとう』という 音声メッセージも聞くことができます。
これまでにセーブをした回数を元に 再びプレイヤーの性格について言及してきます。
最後に、マンティスは”念力 (サイコキネシス)”を見せると言い放ち、 プレイヤーに対して コントローラーを平らな床の上に置くよう指示してきます。 これはコントローラーの”振動機能”によって 床の上でコントローラーを動かすというユニークな仕掛けになっています。 当然、振動機能に対応していない場合は体験することができません。
デモンストレーションが終わると、いよいよマンティスとのボス戦が始まります。
”サイコ・マンティス”とのバトルイベント (ボス戦)です。以下が攻略のポイントです。
当初、普通に操作しても マンティスには”読心能力”によってすべての攻撃を避けられてしまいます。 そこで、何度も無線で”キャンベル”に相談すると 少しずつヒントをもらえるのですが、しつこく無線していると 『コントーラーを端子2にセットする』という攻略方法を教えてくれます。
実機 (初代PlayStation)では物理的にコントローラーを差し替えれば良かったのですが、 移植版においては 各プラットフォームごとのゲーム内メニューで『プレイヤー2』への切り替え操作を行う必要があります。 参考までにPS3では、『PSボタン』→『コントローラ設定』→『コントローラ割り当て』を ”2 / 2-A”に設定すればOKです。
マンティスへの攻撃が当たるようになったら、銃で攻撃しましょう(一応、打撃も有効です)。 せっかくのボス戦なのでファマスを使用しても良いですが、 フルオート連射をしても結局”無敵時間”でダメージに大差がないため 実際は自動照準が使いやすいソーコムピストルの方がオススメです。
ボス戦の最中、マンティスが『ブラックアウト!』と叫ぶと 画面が暗転し、右上に緑色の文字が表示される謎の画面に切り替わります。 ですが、待っていれば自動的に元に戻りダメージも受けないので安心してください。
移植版でプレイしている世代にはなかなか伝わりませんが、 これは本作が発売した1998年当時の 多くの家庭用テレビにおける『ビデオモード (ビデオデッキやゲーム機の出力に対応するモード)』の 出力前画面に酷似したものとなっており、『ゲーム機の接続がおかしくなってしまった』と プレイヤーを驚かせるためのユニークな仕掛けとなっていました。
ただし、右上の文字をよく見ると『ビデオ』ではなく『ヒデオ』となっています。 これは本作の開発を手掛けた”小島秀夫”監督の名前を表しています。
マンティスに攻撃を当てられるようになるもう一つの手段として、 マップの『A』地点、『B』地点に置いてある 2つの”彫刻 (石像)”を破壊するという攻略方法があります。 ただし、初戦では彫刻を攻撃しても破壊できません。 まず先述のキャンベルによるコントローラーのタネ明かしを聞いた上で 『プレイヤー2』への切り替えを行わないままゲームオーバーとなり、 コンティニュー後の再戦で 彫刻を武器で攻撃すると破壊することができます。 その際に再びキャンベルに無線を行うと 『コントローラ端子2が使えない理由でもあるのか?』とした上でこの方法を聞くことができるため、 恐らく当時、ゲーム機の端子が壊れているなどの事情に配慮した 救済措置であったのだと思われます。 特に凝った演出は用意されていませんが、一応無線でストーリー的な背景の説明などもあるので 気になる方は一度試してみましょう。
マンティスは念動力によって 部屋にある様々な物体を浮遊させスネークにぶつけてきますが、 これらは”ホフク”していれば大半を避けることができます(一部当たるものもありますが)。 ただし、マンティスが手から放出する透明な波動弾のようなものは ホフクでは避けられないので走って逃げましょう。
マンティスは時折”ステルス迷彩”によって透明になります。 その際はサーマル・ゴーグルを装備すると 彼の居場所が分かりやすくなります。
マンティスのライフを半分まで削ると、 再び二度に渡りメリルが操られるイベントが発生します。 1回目はスネークに攻撃を加え、2回目は自身の頭部を撃ち抜こうとします。 ここでも、ボス戦前のイベントと同じく 格闘かスタン・グレネードを使って 彼女を気絶させましょう。
マンティスを倒すとイベントへと移行し、 その中で彼の念動力により 次のステージへ進むための”隠し扉”が開かれます。
画面にも指示が出ますが、もしコントローラーを『プレイヤー2』に切り替えて ボス戦を攻略した場合は、イベントの終了後に『プレイヤー1』に戻しましょう。
マップの『目的地』にある扉を通り 次ステージの『洞窟』へ進みましょう。 ステージ移動後、イベントが始まります。