ジーンセラピー

遺伝子治療。1990年代にサイファー（愛国者達）によって開発された、 後天的に人間のDNAに新たな遺伝子情報を付加するための技術。 開発は米国のバイオ技術開発企業ATGC資本によって行われ、 同社の科学者クラークがその中心となって進められた。

主にこのジーンセラピーは、同じくクラークによって発見された 戦闘に適した遺伝子『ソルジャー遺伝子』を兵士に付加するための軍事技術として研究が進められた。 湾岸戦争においてはジーンセラピーが施された米軍兵士が多く戦場に投入された。 また、21世紀初頭には20世紀最強の兵士ビッグボスのDNAから 発見された新種のソルジャー遺伝子を備えた兵士たちによる部隊『次世代特殊部隊』が誕生している。 しかし、結果的にこの技術は完成したものとは言えず、ジーンセラピーが施された兵士たちの間では多くの奇病が蔓延した。