メタルギアソリッド マスターコレクションVol.1(METAL GEAR SOLID MASTER COLLECTION Vol.1)は、2023年にコナミから発売された マルチプラットフォーム向けのゲームソフトで、『メタルギアソリッド(1998年発売)』、 『メタルギアソリッド2 サンズ・オブ・リバティ(2001年発売)』、 『メタルギアソリッド3 スネークイーター(2004年発売)』をはじめとした ”正史シリーズ”6作品 (内1作は拡張版)を 現行ハードとPCでプレイできるようにした”移植版”。 加えて、”外伝作品”2作品や、 映像作品2作品、デジタル書籍、デジタルサウンドトラックといったコンテンツも収録されている。
タイトル | メタルギアソリッド マスターコレクションVol.1(METAL GEAR SOLID MASTER COLLECTION Vol.1) |
開発元 | コナミデジタルエンタテインメント |
発売元 | コナミデジタルエンタテインメント |
原作 |
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ジャンル |
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プレイ人数 | 1人 |
プラットフォーム |
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発売日 | 2023年10月24日[注] |
対象年齢 | CERO:D(17才以上対象) |
公式サイト | https://www.konami.com/mg/mc/(2023年現在) |
前作 | メタルギア サヴァイブ(2018年) |
次作 | メタルギアソリッド デルタ: スネークイーター(2025年) |
”正史シリーズ”の第3作目にして、”メタルギアソリッド”シリーズの第1作目である 『メタルギアソリッド(1998年発売)』を収録。 基本的には”ゲームアーカイブス版(2008年発売)”と同等のバージョンだが、 もともと比率が”4:3”であったゲーム画面に対して 左右にオリジナルデザインの”帯”が表示され、”16:9”で出力される仕様に変更されている。 また、これまでの移植版では体験できなかったギミックのために 仮想メモリーカードのセーブデータ編集機能が用意されている。
なお、この『メタルギアソリッド (マスターコレクション版)』においては、 後項で紹介している『メタルギアソリッド インテグラル』も 同一のソフトとしてまとめられており、またダウンロード版の単体購入においては 『メタルギア』、『メタルギア2 ソリッド・スネーク』もセットになっている。
『メタルギアソリッド(1998年発売)』の拡張版である 『メタルギアソリッド インテグラル(1999年発売)』を収録。 本編以外にも豊富なプレイコンテンツが盛り込まれているが、”英語音声のみ”となっているため 本編の初プレイ時には注意が必要。 基本的には”ゲームアーカイブス版(2013年発売)”と同等のバージョンだが、 もともと比率が”4:3”であったゲーム画面に対して 左右にオリジナルデザインの”帯”が表示され、”16:9”で出力される仕様に変更されている。
なお、このマスターコレクションにおいては 前項で紹介している『メタルギアソリッド (マスターコレクション版)』に 同一ソフトとしてまとめられた形となっている。
”正史シリーズ”の第4作目である 『メタルギアソリッド2 サンズ・オブ・リバティ(2001年発売)』を収録。 基本的には『メタルギアソリッド HDエディション(2011年発売)』の移植版となっているが、同バージョンで確認されていた いくつかの”不具合”が修正されている。
”正史シリーズ”の第5作目である 『メタルギアソリッド3 スネークイーター(2004年発売)』を収録。 基本的には『メタルギアソリッド HDエディション(2011年発売)』の移植版となっているが、同バージョンで確認されていた いくつかの”不具合”が修正されている。
メタルギアシリーズの第1作目であり、同時に”正史シリーズ”の第1作目としても数えられる MSX2版『メタルギア(1987年発売)』を収録。 基本的には、『メタルギアソリッド HDエディション(2011年発売)』にも収録された ”復刻版”と同等のバージョンである。 もともと比率が”1:1”のゲーム画面に対して、『HDエディション』でも 余白が黒い”帯”で埋められ”16:9”で出力されるようになっていたが、本バージョンでは 帯が独自のデザインになっている。
なお、このマスターコレクションにおいても かつての復刻版と同じく、後項で紹介している『メタルギア2 ソリッド・スネーク』と 同一ソフトとしてまとめられた形となっている。また、ダウンロード版の単体購入においては 『メタルギアソリッド (マスターコレクション版)』における付随的なコンテンツとなっている。
”正史シリーズ”の第2作目である MSX2版『メタルギア2 ソリッド・スネーク(1990年発売)』を収録。 基本的には、『メタルギアソリッド HDエディション(2011年発売)』にも収録された ”復刻版”と同等のバージョンである。 もともと比率が”1:1”のゲーム画面に対して、『HDエディション』でも 余白が黒い”帯”で埋められ”16:9”で出力されるようになっていたが、本バージョンでは 帯が独自のデザインになっている。
なお、このマスターコレクションにおいても かつての復刻版と同じく、前項で紹介している『メタルギア』と 同一ソフトとしてまとめられた形となっている。また、ダウンロード版の単体購入においては 『メタルギアソリッド (マスターコレクション版)』における付随的なコンテンツとなっている。
”外伝作品”の一つとして数えられる 『メタルギア (ファミコン版)(1987年発売)』を収録。 セット購入における”ボーナスコンテンツ”という扱いになっており、単体のダウンロード版は販売されていない。 基本的にはオリジナル版をそのまま再現しているが、もともと比率が”4:3”であったゲーム画面に対して 余白にオリジナルデザインの”帯”が表示され、”16:9”で出力される仕様となっている。 また、後項で紹介している『スネークズリベンジ』と 同一ソフトとしてまとめられた形となっている。
”外伝作品”の一つとして数えられる 『スネークズリベンジ(1990年発売)』を収録。 セット購入における”ボーナスコンテンツ”という扱いになっており、単体のダウンロード版は販売されていない。 基本的にはオリジナル版をそのまま再現しているが、もともと比率が”4:3”であったゲーム画面に対して 余白にオリジナルデザインの”帯”が表示され、”16:9”で出力される仕様となっている。 また、前項で紹介している『メタルギア (ファミコン版)』と 同一ソフトとしてまとめられた形となっている。
なお、本作は『メタルギア (ファミコン版)』の続編という内容になっているが、 もともと”海外版のファミコン”として知られる『Nintendo Entertainment System(通称”NES”)』専用として発売された作品であったため、 このマスターコレクション版が初の日本国内向けのリリースとなる。 ただし、テキストはオリジナルの英語のままであり 移植に当たって日本語翻訳は行われていない。
かつて映像ソフト『メタルギアソリッド2 バンドデシネ(2008年発売)』に収録された、 『メタルギアソリッド(1998年発売)』を原作としたデジタルコミック調の映像作品 『メタルギアソリッド バンドデシネ』を収録。 セット購入における”ボーナスコンテンツ”という扱いになっており、単体のダウンロード版は販売されない。 また、厳密には”ダウンロードコード”が付属される形となり、パッケージ版を購入した場合にも メディア内には収録されず、オンラインストアからのダウンロードが必要となる。
なお、本作はもともと海外向けに発売されたコミカライズ作品をベースとしており、 原作ゲームからセリフやシナリオが大きく変更されている。そのため、原作ゲームを未プレイの人が その代用として視聴すると、後のシリーズ作品とのイメージのズレが発生する可能性があるため 注意が必要。
かつて映像ソフト『メタルギアソリッド2 バンドデシネ(2008年発売)』に収録された、 『メタルギアソリッド2 サンズ・オブ・リバティ(2001年発売)』を原作としたデジタルコミック調の映像作品 『メタルギアソリッド2 バンドデシネ』を収録。 セット購入における”ボーナスコンテンツ”という扱いになっており、単体のダウンロード版は販売されない。 また、厳密には”ダウンロードコード”が付属される形となり、パッケージ版を購入した場合にも メディア内には収録されず、オンラインストアからのダウンロードが必要となる。
なお、本作はもともと海外向けに発売されたコミカライズ作品をベースとしており、 原作ゲームからセリフやシナリオが大きく変更されている。そのため、原作ゲームを未プレイの人が その代用として視聴すると、後のシリーズ作品とのイメージのズレが発生する可能性があるため 注意が必要。
本作にてマスターコレクション版が販売されている”正史シリーズ”5作品のシナリオを 台本のような形で読むことができるデジタル書籍を収録。 前項で紹介している『メタルギアソリッド(以下、MGS1)』、『メタルギアソリッド2 サンズ・オブ・リバティ(以下、MGS2)』、 『メタルギアソリッド3 スネークイーター(以下、MGS3)』の各ソフト内に組み込まれる形となっている。 『メタルギア』、『メタルギア2 ソリッド・スネーク』のシナリオブックに関しては ゲーム作品同様にMGS1と同一ソフトとしてまとめられている。
なお、MGS1、MGS2、MGS3については 過去に”新紀元社”発行の書籍 (紙版)が発売されているため、恐らくそれと同等のバージョンだと思われるが、詳細は不明(2023年6月現在)
本作にてマスターコレクション版が販売されている”正史シリーズ”5作品に登場する キャラクターの情報や名言、ゲームの攻略情報などがまとめられたデジタル書籍を収録。 前項で紹介している『メタルギアソリッド(以下、MGS1)』、『メタルギアソリッド2 サンズ・オブ・リバティ』、 『メタルギアソリッド3 スネークイーター』の各ソフト内に組み込まれる形となっている。 『メタルギア』、『メタルギア2 ソリッド・スネーク』のマスターブックに関しては ゲーム作品同様にMGS1と同一ソフトとしてまとめられている。
本作にてマスターコレクション版が販売されている”正史シリーズ”5作品で 使用されている楽曲を聴くことができるデジタルサウンドトラックを収録。全20曲。 ゲーム内に付属する専用のサウンドプレイヤーによって再生することができる。 セット購入における”ボーナスコンテンツ”という扱いになっており、単体のダウンロード版は販売されない。
また、早期購入/予約購入の特典として 新規で制作されたメインテーマ (インストゥルメンタル)のオーケストラアレンジバージョン3曲も収録される。
日本国内版のソフトのバリエーションを紹介する。
Nintendo Switch向けのダウンロード版が『Nintendo Store (マイニンテンドーストア)』で販売されている (ストアページ)。 発売日は2023年10月24日[注]、価格は税込:7,480円(税率10%)で[注]、 パッケージ版と共通となっている。
また、以下の3つのソフトについては単体版の販売も行われる。
なお、単体版を購入した場合には 『メタルギア (ファミコン版)』、『スネークズリベンジ』、 『メタルギアソリッド バンドデシネ』、『メタルギアソリッド2 バンドデシネ』、 『デジタルサウンドトラック』は付属しないため注意が必要。
パッケージ版はPS5用のみが発売され、PS4はダウンロード版のみとなっている。
PlayStation 5/PlayStation 4向けのダウンロード版が『PlayStation Store (プレイステーションストア)』で販売されている (ストアページ)。 新旧プラットフォーム向けで商品が同一となっており、購入するといずれからもダウンロードが可能である。 発売日は2023年10月24日[注]、価格は税込:7,480円(税率10%)で[注]、 パッケージ版と共通となっている。
また、以下の3つのソフトについては単体版の販売も行われる。
なお、単体版を購入した場合には 『メタルギア (ファミコン版)』、『スネークズリベンジ』、 『メタルギアソリッド バンドデシネ』、『メタルギアソリッド2 バンドデシネ』、 『デジタルサウンドトラック』は付属しないため注意が必要。
Xbox Series X/S向けにはパッケージ版は発売されず、ダウンロード版のみの発売となっている。
Xbox Series X/S向けのダウンロード版が『Microsoft Store (マイクロソフトストア)』で販売されている (ストアページ)。 発売日は2023年10月24日[注]、価格は税込:7,480円(税率10%)[注]。
また、以下の3つのソフトについては単体版の販売も行われる。
なお、単体版を購入した場合には 『メタルギア (ファミコン版)』、『スネークズリベンジ』、 『メタルギアソリッド バンドデシネ』、『メタルギアソリッド2 バンドデシネ』、 『デジタルサウンドトラック』は付属しないため注意が必要。
PC向けのゲーム配信サービス『Steam』でも本作が販売されている (ストアページ)。 発売日は2023年10月24日[注]、価格は税込:7,480円(税率10%)[注]。
また、以下の3つのソフトについては単体版の販売も行われる。
なお、単体版を購入した場合には 『メタルギア (ファミコン版)』、『スネークズリベンジ』、 『メタルギアソリッド バンドデシネ』、『メタルギアソリッド2 バンドデシネ』、 『デジタルサウンドトラック』は付属しないため注意が必要。