Top Page
21世紀に入ってバイオテクノロジーが急速に進歩し ナノマシンが開発されると、ナノ単位の大きさの物質や電気信号を制御することが可能となった。 そこで従来の兵器に使用されていた"モーター"のような機械的な駆動系ではなく、 動物の筋肉のように電気信号で伸び縮みする強力な素材が生み出された。 これが"人工筋肉"である。これにより従来とは違う生物的な駆動系の開発が可能になった。 さらにこの人工筋肉は同じ質量でも通常の生物の何倍もの筋力を生み出すことが可能である。
その用途は、強化外骨格と併用したサイボーグ技術や、 IRVINGなどのようなAI兵器に用いられるなど、軍事利用がほとんどである。