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対地球外環境特殊部隊(Extraterrestrial Environment Special Forces)は、 メタルギアの正史シリーズに登場する、 米国・NASAが宇宙での制宙権抗争を想定して秘密裏に編成した特殊部隊。 薬物による人体強化、強化宇宙服の開発、強力な宇宙戦用兵器の研究などといった 様々な計画を含んだ試験的な部隊であり、その被験体はエリートの宇宙飛行士から選定が行われたとされる。
登場作品は『メタルギア2 ソリッド・スネーク(1990年発売)』。 同作にボスキャラクターの一人として登場する 傭兵”ブラック・ニンジャ”がこの対地球外環境特殊部隊の出身であることが語られる。 後に『メタルギアソリッド4 データベース(2008年配信)』においても言及され、 その中では『試験的に編成されたのがブラック・ニンジャと呼ばれる、ハイテク忍者部隊である』という記述があるため、 対地球外環境特殊部隊は『特殊部隊”群”』であり、様々な種類の部隊の編成が構想されていた可能性がある。 やがてブラック・ニンジャによる部隊はその存在をもみ消す形で解体されたため、 NASAによるプロジェクトそのものも抹消されたのだと思われる。
ちなみに、先述の通り隊員は主に元宇宙飛行士であるとされているが、 劇中で唯一登場する同部隊出身者”カイル・シュナイダー”は 元建築設計技師、元アウターヘブンレジスタンスのリーダーという経歴である。