JETSTREAM(ジェットストリーム)は、2013年にコナミから発売されたPlayStation 3用ゲームソフト 『メタルギア ライジング リベンジェンス(以下、MGR)』の”DLC(ダウンロードコンテンツ)”。 MGR本編に登場した敵キャラクター”サムエル・ホドリゲス”を 主人公(プレイヤーキャラクター)としたサブストーリーをプレイできるゲームモードとなっている。 MGR本編に至るまでのサムエルの過去が描かれる。 基本的なゲーム性はMGR本編と同じだが、 操作アクションがサムエルのキャラクター性を反映した独自のものに置き換わっている。
解説の都合上、MGR本編のネタバレを含むため注意。
2013年にPlayStation 3専用として発売されたゲームソフト『メタルギア ライジング リベンジェンス(以下、MGR)』の DLC(ダウンロードコンテンツ)。MGRと同年の4月9日に発売した[注]。 MGR本編に登場した敵キャラクター”ジェットストリーム・サム”こと ”サムエル・ホドリゲス”を主人公(プレイヤーキャラクター)としたサブストーリーをプレイすることができる。 本編と異なり『無線』、『カスタマイズ』は使用できない。
高周波ブレードを操る基本的なアクション性はMGR本編と変わらないが、 納刀状態から強力な斬撃を繰り出す『抜刀術(バットウジュツ)』、 敵を挑発して冷静さを失わせる『挑発』など、サムエルのキャラクター性を反映した独自アクションが追加されている。 通常のジャンプより高く跳ぶことのできる『ハイジャンプ』も使用可能。 また『ダッシュ』、『ミカワシ(回避)』については MGR本編における『ニンジャラン』と異なりオートメーション(自動)な部分が少なく プレイヤー自身のテクニックに依る部分が大きくなっているため、難易度が高くなっている。 『ニンジャキル』も本DLCでは使えなくなっている。
また、本編にもあった”VRミッション”が本ゲームモードにも収録されている。 ただし本編と異なり、ゲームステージ内の『データ端末』にアクセスした時のみプレイが可能となっており、 その成績もストーリー自体のリザルトに反映される。 端末=VRミッションは全部で5種類用意されている。
なお、本DLCの単体販売は2021年現在も行われているが、 MGRの『スペシャルエディション』を購入すれば はじめから全DLCのダウンロードコードが付属しているため、すでに単体で購入するメリットはない。
『メタルギア ライジング リベンジェンス』の本編に至るまでの、 ”ジェットストリーム・サム”こと、”サムエル・ホドリゲス”の過去が描かれる。
かつてサムエルは組織に所属することなく、自らの決めた掟のもとに 世界中の無法者を斬り捨てる浪人者として暗躍しており、 中南米の裏社会において”アンデスの冷たい南風”を意味する”ミヌアーノ”の異名で恐れられていた。 やがてサムエルは米国・コロラド州デンバーへと到着する。 彼が次の標的としたのは、 『SOP(ソップ)』崩壊後の世界で業界最大手とされる PMC(民間軍事請負企業)”ワールド・マーシャル”社であった。
本作の日本国内版ソフトにおけるキャストを掲載している。 なお、表記と掲載順は ゲーム中のクレジットに準拠している。
役名 | 声優 |
モーションアクター | |
サムエル | 平田広明 |
三元雅芸 | |
ウルフ | 細谷佳正 |
(クレジットなし) | |
モンスーン | 江原正士 |
七枝実 | |
アームストロング | 石塚運昇 |
永井正浩 | |
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(クレジットなし) |