小島監督が少しずつ情報を出しているメタルギアソリッド5についての情報をまとめてみました。 ちなみにメタルギアソリッド5というのは仮称で、小島監督が監修するスピンオフでない正統続編を指します。
まず昨年のE3 2011で明らかになった情報は以下の2点ですね。
FOXENGINEでの表現はE3 2011での映像を見る限り、今までのコジプロ作品が指示されている理由のひとつでもある 物理的に自然な人や物体の動きの表現の究極系を目指している、といった印象を受けましたね。
そして今年の3月にアメリカで開催された『GameDevelopersConference2012』において、コナミデジタルエンタテインメントの企画として 『BIGBOSS wants YOU THE “NEXT MGS”』と銘打った新メタルギアの制作スタッフ募集が行われました。 特設サイトでは新川氏による新しいメタルギアのビジュアルやFOXENGINEによるリアルタイムレンダリング画像が公開されていました。 特設サイトはすでに公開が終了していますが、画像検索などを行うと今でも画像は閲覧できます。
まず公開されたイラストは間違いなくビッグボスですね。 バンダナを巻いていないことからピースウォーカーよりも後の姿だと思います。 やはりMGS4でサーガが完結してしまった今、新作はピースウォーカー~MGS1の間のストーリーになる可能性が高いですね。
また、海外誌でのインタビューにおいて小島監督はMGS5に相当する作品について以下のような情報を公開したそうです。
これは原文を確認したわけではないのですが、制作スタッフ募集の件もあるのでFOXENGINEによる新作はメタルギアでほぼ間違いないと思います。
それと「ソリッド・スネークはまだ完結していない」についてですが、個人的な見解として「殺してあげたかった」というのは "ゲーム内でのスネークの死"のことではなくて"キャラクターとしての登場が終了"ということだと思います。 まずMGS4よりも後のスネークが登場するということは考えられません。あれでまだ戦おうものならかなり興ざめです(笑) なので本当に監督が彼の再登場を示唆したのであれば、若い頃など今までに描かれていない時期のソリッド・スネークであると考えられます。
正直これらの情報を見ると『アウターヘブン蜂起』や『ザンジバーランド騒乱』を描いてくれるのかなと期待してしまいますが、 キャンベル役の青野武さんがお亡くなりになられたこともあり(本当に残念…)、なかなか厳しいかと思います。 大塚明夫さんもMGS1の頃とはスネークの演技が全然違いますしね。
制作スタッフ募集の際のイラストから考えて、ビッグボスが紛争地帯を渡り歩いたりアウターヘブンを設立した80年代が有力かもしれません。 でもそれでもしソリッド・スネークが登場するとしたら…少年時代ですよね。 少年のかわいいスネークなんかが登場したら違う意味でファンが盛り上がりそうです(笑)