メタルギアシリーズにおいて、特に古い作品は様々なパッケージでソフトが発売されていましたが、 メタルギアソリッドのトリロジー(MGS1~MGS3)で僕が特に気に入っている『20周年記念パッケージ』を紹介したいと思います。 こういうレビュー記事ってあまりないと思ったので…。
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こちらがそのパッケージです。 最初のMSX2の『メタルギア』が発売した1987年から数えての20周年で、2007年に発売したものになります。 そういえばPS1のメタルギアソリッドが発売した年から数えても今年でちょうど20周年ですね!時間が経つのは早い…。
背表紙はこんな感じ。
MGS1だけパッケージが特殊なのでまずは2と3から紹介していこうと思います。
パッケージのデザインはどちらも初期から使用されているおなじみのイラストですね。 上部には『METAL GEAR 20th ANNIVERSARY』、左下には『A HIDEO KOJIMA GAME』の文字が。 そういえばMGS2はCEROがCで、MGS3はDなんですね。3からナイフで首を切るなどのアクションが増えたせいですかね。 パッケージはブリスターケースになっていて、この中にディスクケースと説明書が収納されています。
収納側はこんな感じ(MGS1は支えで置いてます笑)。
MGS2の中身。ディスクケースのイラストは雷電です。 スネークでなく雷電ってところが個人的にポイント高いです笑。 MGS2の主人公は雷電ですからね~。
ディスクケースの中身。こちらには説明書とは別でシートが入っています。このイラストもお気に入り。 シートには特にゲームに関することは書いておらず、健康への配慮を促す文章やCEROに関する文章が記載されています。 なぜ説明書に書かずわざわざこれを入れたのか不明ですが…、普通のソフトだと本来ここに説明書が入るのでスペースを埋めるためか?笑
本編のほかにDISC2として『THE DOCUMENT OF METAL GEAR SOLID 2』が収録されています。
次に、みなさん大好きMGS3です笑。こちらのデザインはMGS3の完全版(サブシスタンス)から 使われている例のシーンのイラストですね。 実は私は初めて購入したメタルギアがMGS3のサブシスタンスなので個人的にとても思い出深いイラストです。
ディスクケースの中身。ディスクも作品のイメージカラーで統一されているのがイイですね。 こちらにもシートが入っています。
こちらのDISC2はMSX2版『メタルギア』『メタルギア2 ソリッド・スネーク』の復刻版が収録されています。 サブシスタンスの時と違って専用のディスクなので2作のロゴがプリントされていてとても可愛いです! 恐らくこれよりも後に発売したPS2ベスト版も同じ仕様かと思います。
ディスクケースの全体。裏面はブリスターケースと同じデザインになっています。
説明書の中身もちょっとだけ紹介(念のため文章はぼかしてます)。 けっこうページ数があって、操作説明だけでなくストーリーの解説なども載っています。 ちょっとしたブックレット的な楽しさがありますね。
MGS4発売前だったのでこんなページもありました。懐かしいです。 今は亡き旧『小島プロダクション』のWEBサイト紹介も…。
2作の紹介はこの辺にして、次にMGS1の紹介に移ります。
パッケージです。基本的なデザインは上の2作と同じですね。 ビッグボス、スネーク、リキッドが描かれたイラストもMGS1のストーリーを象徴していてカッコイイです。 お気づきの方もいるかと思いますが、MGS1はPS1のソフトなのに縦長のパッケージになっていますね。 実はこれただのブリスターではなく完全な箱になっていて…、
こんな感じで中からおなじみのPS1のディスクケースが取り出せるようになっています! ブリスターの下部は”上げ底”になっていてその部分には特になにも入っていません。 上の2作については他のパッケージでもブリスター仕様が存在しますが、 MGS1はこの20周年記念版だけの仕様になります。 すごい特別感があるし、PS2の2作と統一感を持たせて並べられるのでとても気に入っています。
上げ底はこんな感じになっています。ここまでするならディスクケースも縦長にしちゃえばよかったのでは…笑。
ディスクケースのイラストは2002年に発売された『PS one Books』版と同じものになります (左が20周年記念版、右がPS one Books版)。 大きな違いはKONAMIのロゴと、左下に『A HIDEO KOJIMA GAME』と記載があることですかね。 イラストの色味も少し異なっています(古いから色あせてるだけか?笑)。 ちなみにPS one Books版は一昨年のアニメ映画『君の名は。』でちらっと登場したパッケージですね。 実は僕も初めて購入したMGS1はこのPS one Books版で、初期版である例の『プレステ初・縦型ロゴパッケージ』は持っていません笑。
ディスクケースの中身。MGS1はもとから本編が2枚組なので特に特典の収録はありません。 上の2作と違い説明書は通常通りディスクケース内に収納されています。 ディスクと説明書のデザインはPS2の2作と統一されています。 説明書の内容についてはPS one Books版とほとんど変わりませんでした。
ディスクケースの裏面はこんな感じ(右はPS one books版)。 これなら例の”パッケージの裏”も分かりやすいですね笑。 そういえばPS one books版だとどこを見ればいいんだっけと思ったら…、
ここでした。これじゃ気づかないよ!笑
最後にブリスター裏面のお話。 キャッチコピーとしてMGS1が『20世紀最高の物語が、20周年記念版として復刻/伝えたいことがある』、 MGS2が『極限の緊張感が、20周年記念版として再誕する/語り継がなくてはいけない物語がある』、 MGS3が『極限のサバイバルが、20周年記念版として復刻/君こそ真の愛国者だ』とあります。 かっこいいですけど、なんか微妙に統一感がないような…笑。
ちなみにこの20周年記念版、この3作以外にPSPの『メタルギアソリッド ポータブルオプス』も発売されていました。 僕も持っていたのですが、実は昨年所持品整理をした時に近所のゲームショップで売っぱらってしまいました笑。 写真だけ残っていたので載せておきます。
こちらもブリスターケース仕様になっていました。 これだけ左下の表記が『A HIDEO KOJIMA GAME』ではありませんね笑。 オプスもかなり思い出深い作品なのですが、今は最初に購入した『コナミスタイル限定版』のみ手元に残しています。
それともうひとつ…。20周年の際には今回紹介した単体のパッケージだけでなくオプスを含めた4作を収録したボックスも発売されていました。 僕は当時最初にそちらを購入していたのですが、だいぶ前にネットオークションで売ってしまいました笑。 ボックスのほうだとディスクのカラーもすべて黒一色だったりして…、 単体のほうがディスクもパッケージもかっこよく魅力を感じたので今はこちらを残しています。
以上、MGSトリロジーの20周年記念パッケージのご紹介でした。 正直今ではHD版をPS3でプレイできるので起動することはなくなりましたが…、 やはりオリジナル版をコレクションとして手元に置いておきたい気持ちはありますね。 それと今日こんな記事を書いてみて、 パッケージを手にとって説明書を読んだりするところもゲームの楽しみだったと思い出しました。 近頃、僕もモノが増えるのが嫌でダウンロード版を購入してしまうことが多いんですけど笑。 最近だとパッケージ版でも説明書はWEB上でデジタル化されているものなんかも多いですよね~。