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アメリカに本社を構える世界的な軍事兵器開発会社。通称"AT社"と呼ばれる。 軍事産業が最も栄えていた冷戦時代に急成長し、業界のトップクラスに上り詰めた。 かつてオタコン(=ハル・エメリッヒ)が所属していたこともある企業である。
21世紀に入って軍事産業に対する需要が縮小してからアームズ・テック社の経営は悪化していた。 さらに次世代の主力戦闘機開発の権利獲得にも失敗し、 当時の社長ケネス・ベイカーは 国防省付属機関先進研究局、通称"DARPA(ダーパ)"に対し核搭載二足歩行戦車『メタルギア』の共同開発計画を持ちかけた。 そして米国防総省(ペンタゴン)から提供される表に出ない予算(ブラックバジェット)を資金として 『メタルギアREX』の開発計画をスタートさせ、会社の命運を懸けたのだった。 この計画の開発チーフがハル・エメリッヒであった。 計画は順調に進んでいたが、2005年のシャドーモセス島事件に巻き込まれたため、 メタルギアREXは破壊され、計画も明るみに出てしまうという失敗に終わってしまった。
シャドーモセス島事件が収束してから同社は倒産寸前であったが、 軍の需要に合わせて兵器開発から軍事用セキュリティツール開発に軸足を移し 社名も『ATセキュリティ』と変更、倒産を免れた。 そして2010年代に入って戦争経済が普及して軍事需要が再び拡大してからは、 サンズ・オブ・ザ・パトリオットの開発や、 IRVING(アーヴィング)を始めとしたAI兵器の開発などで再び業績を回復した。